2020.8.5(水) 19:00〜 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第2節 大分@昭和電ド
[プレビュー]ルヴァンカップ グループステージ 第2節 真夏の総力戦。大分に勝ち切ってルヴァンカップへの望みをつなぐ
リーグ戦の前節、川崎との首位攻防戦で惜敗し、4連勝でストップしたガンバ。しかし、首位相手に前半見せた戦いは、ガンバの今の充実ぶりを物語るものだった。

真夏の連戦でガンバが挑むのはルヴァンカップの大分戦だ。新型コロナウイルスの影響で中断されていたルヴァンカップは大会のレギュレーションも変化。ホーム&アウェイで行われるグループステージが1回戦の総当たりに変更され、各グループの1位と2位チームの上位1チームだけがプライムステージへと進出することになる。
「1戦目で負けているので僕らが1位で行くには2勝するしかない。絶対に勝たないといけない試合」と倉田は話すが敗れた場合には湘南戦を待たずして敗退が決定。2014シーズン以降、常にノックアウトステージに進出してきたガンバにとって、大分戦は勝点3だけが求められる戦いだ。

リーグ戦では暫定ながら3位に後退したものの上位につけているガンバにとって二足のわらじを履く戦いだが、真夏の過密日程で問われるのはチームの総合力。宮本監督は力強く言う。
「最近戦った相手だけど、同じようにしっかりと勝ちきりたい。総力戦になると選手には伝えた」

週末にはリーグ戦の仕切り直しとなる横浜FC戦が控えているが、選手たちのコンディションを見極めながらあくまでも大分に勝ち切る顔ぶれを送り出すことになりそうだ。
「少し出場機会が少ない選手たちの発奮にも期待したい」(宮本監督)。倉田や遠藤でさえ定位置は保証されていない熾烈なポジション争いが繰り広げられている今のガンバだが、大分戦で不可欠なのがゴール。「点を取らないと勝てない。ゴールまでのアイデアを出して、よりゴールに直結するプレーを自分が出したい」と攻撃を牽引する決意を口にしたのは倉田である。

リーグ戦ではホームで大分に2対1で逆転勝ち。片野坂監督が率いる難敵に勝ち切っているガンバだが、大分は現在、リーグ戦で4連敗中だ。ガンバ同様、ルヴァンカップの初戦を落としている大分もまた、リーグ戦の嫌な流れを断ち切るべく強い気持ちで挑んでくるはずだ。
過密日程の中で総力戦に挑むガンバだが頼もしい男がガンバデビューに向けてスタンバイ中だ。川崎戦で移籍後初めてサブメンバーに名を連ねた昌子も、虎視眈眈と出番を待っている。「源は経験もある選手だし、チームに対しての色々な声かけもできる選手。対人の強さだったり、読みの良さ、ボールを扱う技術、ビルドアップをゲームで表現してもらいたい」と宮本監督も全幅の信頼を置く。

若手からベテランまでが一つになって敵地で勝点3を獲りに行く。


ハーフタイムコメント
・押し込むサッカーはできているが、攻撃を最後までやりきること。
・セカンドボールをしっかり拾う。
・パワーを出して点を獲りにいこう。

2020YBCルヴァンカップ グループステージ 第2節 △1-1大分@昭和電ド
新型コロナウイルスの影響で中断されていたルヴァンカップもいよいよ再開を迎え、再開初戦はアウェイ大分戦。
ホーム&アウェイで行われるグループステージが1回戦の総当たりに変更され、各グループの1位と2位チームの上位1チームだけがプライムステージへと進出できる。
初戦を落としているガンバにとっては、グループステージ突破に向け勝点3だけが求められる。

この試合、宮本監督は前節のリーグ川崎戦からスタメンを8名変更。
GKには石川が入り、足首の怪我からの回復が待たれた昌子が移籍後初先発、DF松田と黒川、FWパトリックも今季初先発を飾り、宮本監督は夏場の連戦を総力戦で乗り越えるべくフレッシュなメンバーを送り出す。

試合は2分、パトリックがDFラインの裏へ走り込み、ボールをキープすると落としたボールを井手口が狙うがこれはサイドネットへ。
20分には左サイドを黒川が抜け出し、こぼれたボールを倉田がダイレクトで狙うが、このシュートは惜しくも枠外。
序盤からガンバがボールを握り積極手に攻撃を展開する。
すると29分、相手DFラインにプレッシャーをかけ高い位置でボールを奪うと、これを井手口がキープしてパトリックにパスを送る。
これを受けたパトリックが冷静に右足で流し込み、1-0とガンバが幸先よく先制に成功。

さらに追加点を奪いリードを広げたいガンバだったが、一瞬の隙を突かれ同点に追いつかれてしまう。
35分、DFラインでミスからボールを奪われると小塚と三平のコンビネーションで崩され失点。
ゲームは前半のうちに1-1の振り出しに。
その後、両チームともにチャンスを活かせず1-1の同点で前半を折り返す。

ガンバはハーフタイムに選手を1人交代。宇佐美を下げ後半から小野瀬がピッチに。
ハーフタイムに宮本監督から「攻撃を最後までやりきること。パワーを出して点を獲りにいこう。」と檄が入ったガンバは59分に井手口、60分には福田がミドルシュートを放つなど、後半頭から積極的に攻めに出る。
また63分には交代で入った小野瀬が相手DFを交わしシュートまで持ち込むが、このシュートは枠を捉えることができず決定的な場面を作り出すもゴールを奪うことはできない。

対する大分は64分に初めての選手交代。
小手川に代わり長谷川が投入されると、ガンバも同時に3人の選手を交代。
黒川、昌子、遠藤を下げ、矢島、三浦、渡邉がピッチに。
積極的な交代策でゲームを動かしにかかる。

69分には大分も伊佐と星に代え��澤と高山を、さらに77分には三平と小塚を下げて井上と小林を投入。
78分にはガンバも山本と倉田をチェンジし、両チームともに選手交代を使い切り勝ち越しゴールを奪いに行く。

80分には左サイド福田のクロスにパトリックが頭で合わせるが、相手GKのファインセーブに遭いこれも得点には結びつかない。
グループステージ突破に向け、何としても勝点3が欲しいガンバはその後、山本や渡邉がシュートを放つなど、最後の最後までゴールを目指すが、勝ち越しゴールは生まれず1-1で試合終了。
敵地で勝点3を得ることはできず、引き分けで勝点1を積み上げるに留まった。

[ 宮本 恒靖監督 ]
−−今日はメンバーを少し入れ替えた中で昌子 源選手をはじめ、新しい選手のフィット感はいかがでしたか?
源は本当に久しぶりの公式戦でしたけど、しっかりと落ち着いてディフェンスラインで声を出しながら、若い選手が隣にいるのを引っ張ってやってくれたと思いますし、個人としてのパフォーマンスに関してもたくさん良いものが見られたと思います。もちろん今日は45分なのか60分なのかというところでプレーできましたけど、また今後は足首のリバウンドを見ながら試合に起用できるか、できないかという判断になっていくかなと思います。

(松田)陸に関しても持ち味をしっかりと出してくれたと思いますし、尻上がりに良くなってきたところも見られたと思います。(黒川)圭介に関しても同じく、難しい試合には途中からなりましたけれども、それぞれしっかりとやってくれたというふうに思っています。


−−昌子選手に関しては最初から60分間というところだったのでしょうか?
90分はちょっと難しいという認識ではありました。

−−今日はパトリック選手が先発で、得点も決めて空中戦を含めて彼の持ち味が出ましたが、先発で出場すると彼の持ち味がより出るのかと思いました。途中出場で彼も苦しんでいたように思いますが、今日のパフォーマンスは次にチームのオプションとしてもつながるように思いましたがいかがでしょうか。
そうですね、90分を最近やっていなかったので、どこまでコンディションとしてもつかなというところはありましたけど、開始から相手ボールにプレッシャーを掛けて、また収めるところは収めて、ゴールにはしっかりと流し込んだり。後半空中戦が増えて、もちろんその、最後決め切ることができれば良かったと思うんですけど、パトリックや渡邉 千真や宇佐美 貴史やまたアデミウソンがしっかりと良いコンディションでいてくれるということは、監督という立場にとってはありがたいと思います。

[松田 陸]
−−J1第7節・神戸戦に続いての出場だが、トップでは初の先発でした。意識していたことは?
(トップチームでは)この間Jリーグで初めて出て結果的には勝って良かったですけど、自分としては課題が残ったので、今日はとにかく、勢いよくやって悔いの残らないようにやろうと考えていました。

−−日頃は右サイドでプレーしていますが、今日は左でやりづらさはなかった?
右のほうが得意ですけど、左ではすぐにパスをつけて動き出すということを意識していました。最初は手こずりましたけど、だんだん時間が流れるにつれて慣れてきたので良かったです。

[昌子 源]
−−G大阪のユニフォームを来て初めてのプレーになりましたが、率直に感じたことは?
ガンバでのデビューというよりは僕自身、公式戦が11カ月ぶりで感慨深いというか、うれしさを試合前に感じていましたし、まずガンバのメディカルスタッフをメインに皆さんに感謝したい。そういう感謝の気持ちを持って試合に臨みました。

−−どの辺りでひさびさの試合を戦う実感を感じた?
まずアウェイに来るのと、アウェイで19時の試合ということもあってホテルの過ごし方を忘れていたというか、そういうので自分が遠征に来ていると感じた。常日頃そうですけど、あらためて感謝の気持ちをいまは特にメディカルスタッフ、ドクターに伝えたいと思います。

−−宮本 恒靖監督も、フル出場というよりは時間制限という感じだったが?
いまのところリバウンドはないけど、プレーの中ですごくグラウンドが硬かったので僕にとっては非常に難しいグラウンドだったのと、できるだけジャンプのシーンで自分の中で調整はしましたけど、そういうのも含めてリバウンドが来ていないのは良かったですね。

総評
Q「今日はメンバーを少し入れ変えた中で昌子選手をはじめ、新しい選手のフィット感を教えてください」
宮本監督「(昌子)源は本当に久しぶりの公式戦でしたけど、しっかりと落ち着いてDFラインで声を出しながら、若い選手が隣にいるのを引っ張ってやってくれたと思いますし、個人としてのパフォーマンスに関してもたくさんいいものが見られたと思います。もちろん今日は45分なのか60分なのかというところでプレーできましたけど、また今後は足首のリバウンドを見ながら試合に起用できるか、できないかという判断になっていくかなと思います。
(松田)陸に関しても持ち味をしっかりと出してくれたと思いますし、尻上がりに良くなっていったところも見られたと思います。(黒川)圭介に関しても同じく、難しい試合には途中からなりましたけれども、それぞれしっかりとやってくれたという風に思っています。
」

Q「昌子選手に関しては最初から60分間というところだったのでしょうか?」
宮本監督「90分というところはちょっと難しいという認識ではありました。」

Q「今日はパトリック選手が先発で、得点も決めて空中戦を含めて彼の持ち味が出ましたが、先発で出場すると彼の持ち味がより出るのかと思いました。途中出場で彼も苦しんでいたように思いますが、今日のパフォーマンスは次にチームのオプションとしてもつながるように思いましたがいかがでしょうか。」
宮本監督「90分を最近やっていなかったので、どこまでコンディションとして持つかなというところはありましたけど、開始から相手ボールにプレッシャーをかけて、また収めるところは収めて、ゴールにはしっかりと流し込んだり、後半空中戦が増えて最後決めきることができれば良かったと思うんですけど、パト(パトリック)や(渡邉)千真や(宇佐美)貴史やまたアデ(アデミウソン)がしっかりといいコンディションでいてくれるということは監督という立場にとってはありがたいと思います。」

Q「パトリック選手もリーグ戦の途中出場ではなかなか試合に入りきれないというか彼らしさが出ていないように思いましたが、途中出場の難しさがあるのか、宮本監督はどのように感じていらっしゃいますか。」
宮本監督「試合展開もありますし、時間の長さもあると思いますし、まあそうですね。今日に関して言うとスタートからしっかりといい仕事をしてくれたという風に思います。」

←戻る