2020.7.26(日) 19:00〜 明治安田生命J1リーグ 第7節 神戸@ノエスタ
[プレビュー]J1第7節 首位を視界にとらえるガンバ。敵地でも攻撃サッカーを貫き、神戸をねじ伏せる

3年目を迎える宮本体制でガンバが「GAMBAISM」を体現しはじめている。
前節の広島戦は最少得点差の勝利に終わったものの、今季初のクリーンシート。攻守の歯車ががっちりと噛み合い、3連勝。首位を走る川崎の背中をしっかりと視界にとらえている。
大分、広島と昨季いずれも1敗1分けと苦しめられてきた相手にしっかりと勝ち切ってきたガンバだが、神戸に対しても昨季は1敗1分け。連勝街道を走り始めたガンバが神戸戦で目指すのはアウェイの地での勝ち点3だ。

夏場の過酷な3連戦目だが、指揮官も4連勝を賭けた神戸戦の重みは承知済みだ。
「3連戦の最後で疲れているのは分かっているけど、力らを出し切って勝ち点3につなげようという話は選手にした」(宮本監督)。
今季初の3連勝を支えているのが、チームの総合力である。広島戦では前節から先発4人を入れ替えて勝利を手にしたが、小野瀬に代わって右サイドを託された福田が圧巻のハードワークで「守備では1回も抜かれなかった」と守りで貢献。先発に復帰した倉田も、得点こそなかったものの攻守で本来の動きを見せ始め、途中出場の矢島と小野も絶妙のアクセントになっていた。
昨季はいずれも2点を先行しながらも、勝ちきれなかったガンバ。アウェイの地での勝利の鍵を握るのは攻撃陣のパフォーマンスだ。
イニエスタを筆頭に、ドウグラスや古橋ら要所に警戒すべき選手を擁する神戸だが、フィンク監督は現実的な戦いも得意とする指揮官である。
前節は0対0のスコアレスドローに終わっている神戸だが3バックを採用し、守備時には自陣でブロックを形成。打ち合いだけでない幅広いスタイルを身につけつつある。
ただ、いかなる相手に対しても攻撃的なスタイルで挑むのがガンバの流儀である。
「失点をしないことは理想ではあるが、点を取らないと勝てない。選手には相手のペナルティエリアに入るよう、また迫力を持って圧をかけるように言っている」(宮本監督)。

神戸戦では3戦連発と倉田も存在感を見せているが、キーマンとなるのはやはり、攻撃を牽引する宇佐美の輝きだ。広島戦でも気の利いたプレーでチャンスメイクに絡み、精度の高いプレースキックで決勝点をお膳立て。「神戸キラー」として知られる和製エースに求められるのは今季まだ生まれていない流れの中からのゴールである。
「流れの中から点が来るともっと調子に乗って行く」と指揮官も期待を寄せる宇佐美とともに、今度こそ神戸をねじ伏せてみせる。


アライバルインタビュー

宮本監督「神戸は前線に質の高い選手が揃っていますし、難しい試合になりますが、3連戦最後の試合を乗り切りたいと思います。」

ハーフタイムコメント
・ファーストディフェンスをはっきりすること。
・もっと大胆に攻撃しよう。

2020明治安田生命J1 第7節 ○2-0 神戸@ノエスタ
ホーム・パナスタで大分、広島と難敵を相手に連勝を飾り、3試合振りにアウェイに乗り込み迎えた7節神戸戦。
夏場の過酷な3連戦の最後となる試合で宮本監督は前節からスタメン2人を変更。
矢島と小野が先発に復帰、古巣相手に燃える渡邉と神戸に好相性の宇佐美を2トップに据えてスタート。

試合は4分、宇佐美が左サイドでボールを受けるとカットインして右足でシュートを放つ。これは相手GKが指先で触れCKに。
続くCKのチャンスも宇佐美のボールにキムヨングォンが頭で合わせるがシュートは枠を逸れゴールとはならず。

ゴールには結びつかないが、立て続けにシュートを放ち積極的な試合への入りを見せるガンバ。

対する神戸も6分、イニエスタがハーフウェイライン付近でボールを受けると遠目の位置から意表を突いたシュートを放つがこれは枠上へ。

その後ゲームは一進一退の攻防を見せるが、徐々に神戸がペースを握り返す。

31分、古橋に狙われるがこれは三浦がしっかりとブロック。

さらに40分、古橋がボールを持つとカットインから右足でシュートを放たれる。
際どいコースを襲うが、東口がファインセーブでしっかりとゴールを守る。
危険なシーンを作られるが集中してしっかりと守るガンバ。

前半は両チーム無得点のまま終了。
両チーム選手交代はなく後半スタート。

後半も開始から両チーム一進一退の攻防を見せていたが、待望の先制点は62分に生まれる。
62分、��尾がDFラインからドリブルで持ち上がると、ゴール前へ速いボールを送る。
小野がゴール前に走り込み、滑り込みながらこれに合わせるとシュートがサイドネットに吸い込まれガンバが先制!
小野の移籍後初ゴールが決まり1-0とガンバがリードを奪う。

直後に得点を決めた小野が下がり、倉田がピッチに。
対する神戸も66分に佐々木に代えて郷家が、71分にドウグラスに代えて田中が投入される。
ガンバも75分にDF同士をチェンジ。��尾に代えてこれがJ1デビューとなる松田がピッチに。

しかし、ここから試合は徐々に神戸ペースに。
同点に追いつきたい神戸は前線で田中がうまく起点になり積極的に攻撃を仕掛けてくる。

76分と80分に立て続けに神戸・古橋に決定的なシュートを放たれるも、東口がスーパーセーブを連発し、ゴールマウスにしっかりと鍵をかける。

すると迎えた86分、宇佐美がゴール中央でパスを受けると、右足を一閃。
鋭い軌道のミドルシュートがゴールネットに突き刺さる!
宇佐美のスーパーゴールで貴重な追加点を奪い2-0とリードを広げたガンバ!

その後は、パトリック・黒川・山本が同時にピッチに入り、前線から相手にプレスをかけ続けしっかりと失点もゼロでゲームを終わらせたガンバが4連勝を達成。
アウェイの地でしっかりと勝点3を獲得することができた。

[ 宮本 恒靖監督 ]
前半は立ち上がりに良い攻撃もあったんですけど、途中から相手の攻撃を受ける時間が多くて、ちょっと尻すぼみになった展開でした。後半はもう少し守備を、前からボールを奪いにいくというところを選手に求めて、そういったところで少し形勢をこちらに持ってくることができたと思います。良い時間帯に先制点が取れて、そのあとに押し込まれる展開の中、しっかりとみんなで守ったあとに追加点が取れて、選手の頑張りは非常良かったと思います。

−−今日は小野 裕二選手に移籍後初ゴールが生まれました。彼のパフォーマンスと交代前の最後にゴールしてくれた評価をお願いします。
ゴールに至るところは、本人はさっきミスキックというか滑ったと言っていましたけど、それ以外の部分でも前半からハードワークして、しっかりとスペースに出ていったり、カウンターの起点になったり、守備面でもしっかりと追うようなところとか、ゲームプランの中にあったものをしっかりと出してくれたと思います。ああいう形で、あの時間帯にゴールをチームにもたらしてくれたところは非常に良かったと思います。

−−最後は宇佐美 貴史選手もおそらく相当疲弊していましたし、宮本監督も交代のタイミングを探っていたと思いますが、あのゴールはどうお感じになりましたか。
やっぱり、あの一発をずっとわれわれは待っていたので、今日は90分使うつもりでいたんですけど、まあ時間帯も含めてそろそろかなというところになったときにああやって決めてくれた。ああいうのは本当に練習からたくさん見ていますし、これからも実戦の中でああいうものを出してほしいと思います。

[宇佐美 貴史]
−−今日の2点目のゴールは宇佐美選手にとって今季2点目で、流れの中からは初ゴールだったが?
試合の展開的にもすごく厳しかったですし、ずっとシュートを打たれっぱなしの中で1つ、2つはチャンスがあるかなと感じて運んでいたので、本当に最後の最後になりましたけど、終盤に2点目を取って、チームの勝利をほぼ決定づけることができたのは良かったかなと思います。

−−あの距離からのシュートは狙っていたのでしょうか?
そうですね、あれぐらいの距離を練習が終わったあとはほぼ毎日シュート練習で4、5人の選手たちとずっとやっている。足を振ることに迷いはなかったし、コースも見えていたので、そのとおりに行った感じですね。

[小野 裕二]
−−先制ゴールは��尾 瑠選手からの長いパスを受けてのものだったが、一連のシーンを振り返ってください。
チームとして左から右に展開して、また左で決めるというチームとしての流れが良かった。あとは(宇佐美)貴史が相手をつってくれて、僕がフリーになれたのがあの得点になったと思う。もちろん瑠がすごく良い質のパスをくれたので、しっかりと決められて良かったです。

−−移籍初ゴールが決勝点にもなりましたが?
まずはガンバに来てゴールができて、さらにチームが勝利できたのは自分にとっても大きなことですし、これを続けていけるようにしたいなと思います。

総評
宮本監督「前半は立ち上がりいい攻撃もあったんですけど、途中から相手の攻撃を受ける時間が多くて、ちょっと尻すぼみになった展開だった前半でした。後半はもう少し守備を、前からボールを奪いに行くというところを選手に求めて、そういったところで少し形勢をこちらに持ってくることができたと思いますし、いい時間帯に先制点が取れて、その後押し込まれる展開の中、しっかりとみんなで守った後に、追加点が取れて選手の頑張りは非常に良かったと思います。」

Q「今日は小野選手に移籍後初ゴールが生まれましたが、交代のタイミングでもう代えようと思われていたと思います。彼のパフォーマンスと交代前の最後にゴールしてくれた評価をお願いします。」
宮本監督「ゴールに至るところは、本人はさっきミスキックというか滑ったと言っていましたけど、それ以外の部分でも前半からハードワークしてしっかりとスペースに出て行ったり、カウンターの起点になったり、守備面でもしっかりと追うようなところとか、ゲームプランの中にあったものをしっかりと出してくれたと思います。ああいう形で、あの時間帯ゴールをチームにもたらしてくれたところは非常に良かったと思います。」

Q「最後は宇佐美選手もおそらく、相当疲弊していましたし、宮本監督もおそらく交代のタイミングを探っていたと思いますが、あのゴールはどうお感じになりましたか。」
宮本監督「やっぱり、あの一発をずっと我々は待っていたので、今日は90分使うつもりでいたんですけど、まあ時間帯も含めてそろそろかなというところになった時に、ああやって決めてくれた。非常にああいうのは本当に練習からたくさん見ていますし、これからも実戦の中でああいうものを出して欲しいと思います。」

Q「今日は渡邉選手も身体を張ってかなり疲れていたと思いますが、後半途中に渡邉選手に指示をされていましたが、パトリック選手を使うと間延びしがちなだけに渡邉選手で時間を作ってコンパクトに戦う意図があるように思いました。渡邉選手をあの時間まで引っ張った意図を教えてください。」
宮本監督「ボールをしっかりと相手のDFラインにプレッシャーをかけて、制限するところだったり、ボールを収めたりというところが実際に効いていましたし、後半になって前半ほど受けない守備をするにあたって、そういう前からのプレッシャーが必要だったので。プラス、コンディション的にもまだいけそうというところで引っ張ったところはあります。パトリックに関してももちろん、追加点をとか、いつまた前から追いかけるような働きを求めるかも考えてはいたんですけど、まあやっぱり、交代のタイミングとか回数とかそういうことも考えながら少し引っ張ったようなところになりました。」

Q「��尾選手のアクシデントもあって終盤は少し押し込まれましたが、やはり東口選手というスーパーなGKがいる強みが出た試合でもあったと思いますがいかがですか。」
宮本監督「ヒガシ(東口)は前節もしっかりと試合を締めてくれて、ああいうスーパーセーブで無失点という試合を作ってくれていますし、そこに至るまでの全員の守備の連携も含めてもっともっとより強固な守備を作っていけるようにしたいと思っています。」

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