2020.7.8(水) 19:30〜 明治安田生命J1リーグ 第3節 名古屋@豊田ス
[プレビュー]J1第3節 名古屋相手に見せたいガンバの反発力。過去4試合続く、負の歴史を断ち切る時が来た。

必勝を誓ったはずの大阪ダービーで味わった悔しさを誰もが噛み締めているが、ガンバに下を向く時間はない。
過密日程がいよいよ幕を開ける今回の名古屋戦だが、指揮官が口にした決意は選手の誰もが感じている思いだ。
「再開初戦を落としてしまっているので2つ目を勝利に結びつけることだけを考えたい」(宮本監督)。

敗れた前節の課題は明確だ。「前半は自分たちがやりたかったことが特に攻撃面で出なかった」と振り返ったのは宮本監督。初めてのリモートマッチに加えて、4ヶ月ぶりの公式戦ということもあって攻撃のギアが一向に上がらなかったが、今節の名古屋戦は「奪って、速く」という宮本ガンバのコンセプトを体現する上で格好の相手でもある。

名古屋がJ1に復帰した2018シーズン以降、1分3敗という星が並んでいるが、全ての試合が打ち合いに終わっている。
ブロックを形成する相手をこじ開ける作業が待っていた大阪ダービーとは異なり、名古屋戦はオープンな展開になるはずだ。
「ここぞという場面で人数をかけていくことや、どのタイミングで誰が仕掛けるのかという部分はまだチームの伸びシロとして残っている」とボールを握る展開ではガンバの仕掛けの迫力が問われるが、名古屋戦の鍵になるのがガンバが今季目指してきたハイプレス。
ビルドアップのキーマンで、多彩なキックを持つ名古屋のブラジル人ボランチ、ジョアン シミッチをいかに封じるかもポイントになるはずだ。

そして鹿島や鳥栖時代からガンバが手こずらされてきた金崎も前節の清水戦で後半から投入され、アグレッシブな姿を見せている。トップ下で存在感を見せる元ガンバの阿部を含めて、一瞬たりとも気を抜けない戦いになるのは間違いない。

敗れはしたものの、前節の後半は、今季認められる5人の交代カード全てを切り、パワープレーでも迫力ある攻撃を見せたガンバだが、やはり生命線は連動した崩しである。
昨シーズンの名古屋戦では2戦ともにゴールを奪っているアデミウソンも言う。「守備の時にもっと前からボールを奪えれば、相手ゴールに近いところでゴールに直結するようなプレーができる。加えて、ゴール前でのシュートの精度を上げていきたい」

前節は小野がガンバデビューを飾り、パトリックも全盛期の迫力を感じさせる縦への推進力を披露。攻撃の持ち駒は豊富な今、アウェイの地で攻めきるガンバを見せるだけだ。
過去4試合続いてきた負の歴史を断ち切る時が来た。


ハーフタイムコメント
・前からボールを奪いに行く。
・守備は粘り強く。
・ラインを上げて圧力をかけて行こう。

2020明治安田生命J1 第3節 △2-2 名古屋@豊田ス
J1再開初戦の大阪ダービーから中3日で迎えたミッドウィーク開催の第3節アウェイ名古屋戦。

この試合に宮本監督は前節から先発を4人入れ替え。
前節の大阪ダービーで負傷した小野も先発に名を連ね、井手口・福田・��尾もスタメン出場。
ガンバとしても初めてアウェイでのリモートマッチとなったゲームは19:33キックオフ。

6分、左サイドで得たFK。キッカー宇佐美がゴールに向かって鋭いボールを入れる。
アデミウソンがニアですらしたボールは、クロスバーに阻まれるもこぼれ球を��尾がシュート。
このシュートは相手DFのブロックに遭うが、ゴール前の混戦から詰めていた三浦が豪快に蹴りこみゴール!
この試合のファーストチャンスをゴールに結びつけたガンバが1-0と幸先よく先制点を奪う!

16分、名古屋のFK。ゴール前に入れられたボールを一度はクリアするも、クリアボールが小さくなったところ拾われると
混戦からマテウスにボールが繋がり足元でボールを受けると反転から右足でシュート。
これがサイドネットを揺らし、1-1の同点に追いつかれる。

20分、福田が左サイドでボールを受けると中央へ切り込んで右足でシュート。
これは惜しくも外れゴールとはならず。

30分、左サイドを崩され中央へパスが繋がると、ゴール前でパスを受けたガブリエル シャビエルが左足でシュート。
一度は東口が防ぐも、こぼれ球を再びガブリエル シャビエルに蹴り込まれ失点。
1-2と今度はガンバがリードを許す展開に。

41分、右サイド小野瀬のクロスをファーサイドからアデミウソンがヘディングシュートを狙うも、このシュートは枠を外れる。
1-2とリードを許したまま前半終了。ハーフタイムへ。


両チーム選手交代はなく後半のキックオフ。

48分、左サイド宇佐美の折り返しに、アデミウソンがアクロバテックなシュートで狙うも僅かにゴールを外れる。

55分、名古屋が最初の選手交代。
金崎に代えて山�アを投入。FWを交代しさらに圧力をかけに来る。

61分、1点を返したいガンバも交代のカードを切る。
宇佐美に代えて渡邉、小野に代えて倉田、アデミウソンに代えてパトリックを投入。
3枚替えでゲームを動かしに行く。

選手交代でボール回しにリズムが生まれてきたガンバ。

ただ、名古屋もガブリエル シャビエルに代え前田を投入。
フレッシュな選手を送り込み、盛り返しに来る。

71分にガンバは早くも4人目の選手交代。
矢島に代えてこの試合で633試合目出場となる遠藤がピッチに。

その後はガンバがボールを握る展開が続くが得点を奪えないまま試合は85分を経過。

85分にガンバは最後の選手交代。
DF三浦を下げて、MF山本を投入し、さらに攻撃的に出るガンバ。

対する名古屋も阿部に代えてジョアン シミッチ、成瀬に代えて秋山をピッチに送り出し、ゲームを締めにかかる。

1点を追いかける展開のままゲームは進むが、最後まで諦めずに攻めに出るガンバ。
アディショナルタイム2分に待望の同点ゴールが生まれる。
福田のロングボールにペナルティエリア内でパトリックが反応。
頭で落としたボールを渡邉が胸トラップから右足を一閃。
シュートはゴールに吸い込まれ、値千金の同点ゴールでスコアは2-2に。
その後、ガンバがさらに追加点を狙いに攻め続けるも試合終了のホイッスル。
2-2の引き分けでゲームを終えた。

[ 宮本 恒靖監督 ]
−−昨季と同じような展開で最後に追いついてのドローに持ち込んだが、評価は?
入りが良かったので、そこからの試合運びがもったいなかったと思うし、1−2になってから長い時間が過ぎて難しさも感じていた中で、途中から入った選手がしっかりと仕事をしてくれた。最低限の勝点1を持って帰ることができるということで、それはプラスに捉えたい。

−−何人かの先発をダービーから入れ替えましたが、それは戦略的な狙いだったのか、疲労を考慮したものだったのか。
両方です。

−−小野 裕二選手は骨折が昨日発表された中での先発でしたが、どのような決断だったのか。
連戦で全員の力がまず必要だというところと、裕二に関しても前節にセレッソの試合で途中から入った中で鋭い動きも見せてくれていたし、そういうものをこの試合でも出してもらうということで、スタメンで起用した。

[渡邉 千真]
−−得点場面はあの時間帯にすごく落ち着いたプレーだったが?
パトリックに長いボールが入ったときに、前節は少し入り過ぎて合わなかったので、パトリックとも話し合いをして、ちょっと横に合わせるからと伝えてきた。我慢してポジションを取っていたところに彼がうまく落としてくれて、僕もそこにうまく反応してトラップして、落ち着いて決められた。

−−宮本 恒靖監督からは2トップでプレーしてほしいと指示があった?
パトリックと2トップを組んで、クロスに対して入るときにはうまく中にポジションを取るように言われていた。そこは意識していた。

[小野 裕二]
前半に先制して、逆転されたあとに最後に追いついたが、チームとしては最低限の結果だったかなと思う。

−−試合の入りは非常に良かったように見えたが?
前半の最初のほうはけっこう前から守備に行けていたが、自分たちが点を取って、時間が経つにつれて、どんどん下がってしまってディフェンスラインが5枚になって、前への推進力がなくなった。ズルズルと相手のペースになった。そこをもっと耐えられるようにしていきたい。

−−小野選手自身は骨折が発表された中での先発だったが?
痛み自体はあまりなくて、ちょっと腫れがあって見づらかったが、3日目ぐらいなのでけっこう腫れも引いて、目は見えるようになった。目自体に問題はなかったのでプレーした。

総評
Q「去年と同じように最後に追いついてドローという展開にどのように感じていますか。」
宮本監督「入りは良かったので、そこからの試合運びがもったいなかったと思いますし、
1-2になってから長い時間が過ぎて、難しさを感じていた中で、途中から入った選手がしっかりと仕事をしてくれた。最低限の勝ち点1を取って帰ることが出来たということで、それはプラスにとらえたいと思います。
」

Q「何人か先発メンバーをダービーから入れ替えましたけれど、それは戦略的なことだったのか、それとも疲労などを考えてですか?」
宮本監督「両方です。」

Q「小野選手が骨折というのが昨日発表された中で、先発したということはどういう決断だったのか教えてください。」
宮本監督「連戦で全員の力がまず必要だというところと、(小野)裕二に関しても、前節、セレッソの試合で途中から入った中で、鋭い動きを見せてくれてましたし、この試合でも出してもらうということで、スタメンで起用しました。」

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