2019.11.10(日) 14:00〜 明治安田生命J1リーグ 第31節 大分@昭和電ド
[プレビュー]宇佐美・遠藤が語るJ1第31節 vs 大分 ―連勝を賭けた大分戦。勝ってJ1残留に大きく前進してみせる

前節湘南に快勝し、J1残留に向けて大きな勝ち点3を手にしたガンバ。今節、大分に勝利すれば他チームの結果次第で残留が確定する可能性もある重要な一戦に挑む。
「今季はいい試合をした後に継続できていないのが課題」と三浦が話すように、大分戦ではガンバが見せてきた復調の真価が問われることになる。

ホームでは1対1のドローに終わっているが、かつてガンバでヘッドコーチを務めた片野坂監督が作り上げた大分はやはり侮れない相手である。
「大分はしっかりとボールを握ってくる」と藤春も警戒感を口にするが、勝負の鍵を握るのは両サイドの攻防だ。特に警戒したいのが7月までガンバに所属した田中の存在。マッチアップすることになる小野瀬も「目の前の相手に絶対に1対1で負けないこと。ただ相手はスピードがある」とその速さを警戒する。

湘南とは異なるスタイルで戦ってくる大分だが、ガンバとて目指すのは自分たちが主導権を握る戦いだ。湘南戦同様、遠藤や矢島の構成力で優位に試合を運べば勝機は見えてくるはずだ。
完全復活したエース宇佐美も「自分で点を狙うが、僕が警戒される分、他のところも空いてくる」と話す。今季も残すところ4試合。「4つ全て勝つつもりでいる」という三浦の言葉をガンバはプレーで示す。

FW33 宇佐美貴史「チームとしていい準備をして臨みたいですし、今は僕個人もチームも自信を持って試合に挑めています。そういう自信とともに大分戦もポジティブに向かっていくだけですね。僕自身も湘南戦のパフォーマンスをたまに出せるようではいけないし、欲を言えば毎試合点を取るぐらいのイメージでやらないとダメだと思っています。前節同様、試合を決定づけるゴールを取りたいですが、湘南戦のシュートシーンが大分のスカウティングの印象に残ったとすれば、逆に相手がブロックに来た時にシュートせずに周りを生かすということもできると思っています。」

MF7 遠藤保仁「大分に勝てば残留も見えてくると思いますし、一つでも順位を上げるための大事な試合になるので、いい形で試合を運んで勝ち点3を取るつもりです。残留争いもまだ大分戦の結果次第では難しい状況になる可能性もありますから、重要な一戦を消極的にならずに、湘南戦のように全員がしっかりとボールに絡んで攻撃も守備もやりたいと思います。大分はしっかりとしたスタイルを持っているチームですし、難しい試合になるとは思いますが相手の良さを出させなければ十分に勝てる。相手の方が今の順位は上なので僕たちはチャレンジする気持ちで戦います。」


ハーフタイムコメント
・縦パスの意識を大事にしよう
・ロングボールに気を付けよう
・プレーの質を高めて、後半もう一度最初から集中して臨もう

2019明治安田生命J1 第31節 ●1-2 大分@昭和電ド
前節湘南相手に3発快勝を飾り残留争いから一歩抜け出したガンバ大阪は、今節はアウェイで大分と対戦。
この試合はガンバ大阪が勝利を飾り、同日15:00キックオフの松本が引き分け以下の結果で終わればJ1リーグ残留が確定する試合となった。
その試合のスタメンにガンバは、湘南戦と同じメンバーをピッチに送り出し、勝利を目指した。

試合は最終ラインからボールを繋ぎビルドアップを図る大分に対し、要所を締めるガンバの守備が機能し大分にボールを前に運ばせない。
大分は左サイドにロングボールを供給し、大分・田中のスピードを活かした攻撃でゴールを狙うが、この日田中と対峙した小野瀬が落ち着いた対応を見せ目立ったチャンスは作らせない。

一方攻撃では、アンカーの遠藤が最終ラインからのボールを受けて、前線へ楔のパスを送りチャンスメイクしていくなど、この日も存在感を発揮する。
すると11分。その遠藤からの縦パスを受けた矢島が中央のアデミウソンにワンタッチで繋ぐと、左に流れた宇佐美にパスが通り、その宇佐美がエリア内で左足を振り抜いてニアサイドを打ち抜き先制。
幸先よく先制したガンバはその後も大分にボールを持たれるものの、両インサイドハーフのプレッシングや、最終ラインがロングボールへも落ち着いた対応を見せゴールは割らせない。

しかし39分。ガンバ陣内でファールを与えると、リスタートした大分に一瞬の隙を突かれ右サイドからグラウンダーのクロスを許すと、大分・三平にニアサイドで合わせられ失点。同点に追いつかれ1-1で試合を折り返す。

両チーム交代なく始まった後半は50分。
中央の小野瀬からDFライン背後を取ったアデミウソンにパスが通りボールを収めると、左サイドからカットインでエリア内に侵入しシュートを放つが枠を捉えずゴールを奪えない。

すると64分。左サイドからのCKを許すと、こぼれ球を大分・岩田に押し込まれ失点。逆転を許し1点ビハインドとなる。

リードされたガンバは、直後の65分に矢島に代えてスサエタを投入。75分には井手口に代えてパトリックを投入。前線に高さを出して攻勢を強めに行く。
その直後にはCKを立て続けに獲得。セットプレーからゴールを目指すも大分にクリアされゴールを奪えない。

82分には菅沼に代えて福田を投入。そのまま右CBに入る。
アディショナルタイムには中盤でファールを受けて得たFKを東口がキッカーを務め、ゴール前に人数を掛けて得点を奪いに行く。
そのFKでファーサイドに流れたボールの折り返しに宇佐美が合わせるがこれも得点には至らず試合はそのまま試合終了。
宇佐美のJ1通算50得点目で先制するものの、その後逆転を許して1-2で敗戦。
リーグ戦4試合振りの敗戦を喫し、順位は変わらず9位のままとなった。

[ 宮本 恒靖監督 ]
−−幸先よく先制した中で少ないチャンスを決められ流れが変わった。どう見ていたか。
まず1点取るまでは良かったと思うし、その後も少し押し込む時間帯があったのだが、決め切れなかった。集中力を欠いたような対応になってFKで簡単に1点取られ、もう1失点もセットプレーから。いま選手たちに話してきたが、良いスタートで入った部分と、パフォーマンスの中に甘さが見られた部分があったと思う。

−−アンカー脇のスペースを使われる場面があったが。
アンカー脇のところに相手のシャドーが来て、そのシャドーにウチのCBがつくのか、ウチのシャドーが見るのかというところで、そのギャップをいかに埋めていくかというのが今日のテーマだった。うまくいっている時間帯もあったし、後半は特に相手がもっとシャドーを落としてきた中では、選手の中で対応しづらさがあったと思うが、われわれとしても前節の良かった部分を生かしながら、この試合を戦いたいと考えた。

[東口 順昭]
−−立ち上がりから決定機を築く良い入りをしたが。
あそこで1点取って試合に入れたら理想なのだが、早い時間帯に1点取ってくれた中で、そのリードを守りながらチームとして戦っていける力が、今日はなかった。前線の選手たちはしっかり結果を出してくれているので、それは続けていけたらいいと思う。

−−うまくいかなかった点は?
流れの中からではなく、セットプレー絡みの2失点なので、そこは集中力の問題だと思う。課題は明確。

−−後半、1対1でのセーブについて。
あれ以上失点しないというところでは耐えることができたが、それまでの1失点目、2失点目を止めていけたら、チームとしてもっとラクになると思うので、まずはそこかなと思う。

総評
Q.幸先良く先制された中で少ないチャンスをものにされ、流れが変わったことをどう見ましたか?

宮本監督
「まず1点取るまでは良かったと思いますし、その後も少し押していた展開もあったと思いますが決め切れなかったりとか、あとは簡単に1点取られて、もう1つはセットプレーなので、今さっき選手にも話しましたが、良いスタートで試合に入った分甘さが見られたような試合だったと思います。」

Q.3-5-2のシステムがハマって結果もボチボチといった感じかと思いますが、今日は少し相手との噛み合わせの問題でアンカーの脇を使われていましたが、そこはどう見ましたか?

宮本監督
「アンカーの脇の所にシャドーが落ちてきて、そのシャドーにうちのCBが付いていくのか、うちのシャドーの選手が見るのかという所で、色んなパワーバランスが生まれると思っていますし、そこのギャップをいかに埋めていくかが今日のテーマだったと思います。うまくいっていた時間もあったと思いますし、後半なんかは特に相手がもっとシャドーを落としてきた中で、選手の中で対応のし辛さはあったと思いますが、我々としても前節の良かった部分を活かしながら、この試合で戦いたいという中で、先制点を取れたので良かった部分はあると思いますが、さっき言ったような甘い部分が出た結果だと思っています。」

Q.改めて大分の印象を教えてください。

宮本監督
「前線にスピードのある選手がいますし、そこのスペースをいかに突くのかを、チームとしてしっかりとしたスタイルを持っているなと感じます。」

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