2019.9.28(土) 14:00〜 明治安田生命J1リーグ 第27節 C大阪@ヤンマー
[プレビュー]宇佐美・東口が語るJ1第27節 大阪ダービー ―目指すのは勝ち点3のみ。敵地で示す、ガンバの強さを

一年に2度、内容よりも勝ち点3だけが不可欠になる一戦が巡ってくる。アウェイで行われる大阪ダービーはシーズン終盤、巻き返しを見せたいガンバにとって勝利だけが必要な一戦だ。
「リーグ戦の残り8試合で上に食い込んで行くための良いスタートにしたい」(宮本監督)。「ダービー」の重みを選手としても体感してきた指揮官は、自身にとって3度目となる大一番に向けてこう決意表明した。

前節、鳥栖に勝利し攻守両面で手応えをつかみはじめているガンバにとって、敵地で行われるダービーはさらに勢いをつけるための戦いだ。
選手はもちろん、アウェイも青く染めるサポーターにとってもガンバのプライドを示したい一戦だが、その思いをこの男が代弁する。「ここで勝てれば勝ち点3以上の意味がある」(宇佐美)。鳥栖戦では復調の兆しを見せたエースにとって、アウェイでダービーのピッチに立つのは初。相手サポーターを静まり返らせる一撃を誰もが待ちわびている。

リーグ戦のダービーは現在4連勝中で8試合負け知らずのガンバだが、相手は現在リーグ戦で4連勝中。小野瀬の出場停止は痛手だが、鳥栖戦でデビューしたスサエタを含めてチーム全員で勝ち切るのみ。
俺たちだけが大阪さ――。今度も敵地で勝利の凱歌を響かせる。

FW33 宇佐美貴史「大阪ダービーもリーグ戦の1試合ですが、されど1試合という特別な感情はいつも以上にありますし、僕だけでなく、見に来てくださるサポーターも同じボルテージを持って応援してくれると思います。順位的には現状、相手が上にいるので僕らはチャレンジャーとして向かって行かないといけない立場ですが、ここで勝てれば勝ち点3以上の価値があると思っています。ダービーという舞台で自分の得点が出れば個人的にも気持ちいいですし、僕自身もさらに調子に乗っていける。チームを勝たせて、試合後に全員で笑えることが出来れば最高です。」

GK1 東口順昭「僕自身は大阪ダービーで負けたことがありませんが、ダービーは選手が気持ちを見せる試合でもありますし、同じ大阪のチームでプライドのぶつかり合いでもあります。この試合に賭ける思いはどの試合よりも強いですし、ダービーはそういう戦いです。試合の中で、我慢する時間帯も必ず来ると思いますが、そこで守備陣がどれだけ粘れるかが勝敗に関わって来ると思います。4バックに戻しましたが徐々に連携も洗練されてきている手応えもありますし、僕自身もサポーターの熱もあってダービーではテンション高くプレーさせてもらっています。」


ハーフタイムコメント
・1点を取ると流れが変わる。まず1点を返そう。
・無駄なファールをしない。

2019明治安田生命J1 第27節 ●1-3 大阪ダービー@アウェイ
2週間ぶりの開催となったJ1リーグは第27節。アウェイで今季2度目の大阪ダービーを迎えた。
前節7試合ぶりのリーグ戦勝利を飾ったガンバは、その試合で決勝ゴールを決めた渡邉をスタートから抜擢。そしてスサエタが加入後初のスタメン出場を果たす。
堅守を誇りリーグ6位につけ、4連勝中の相手を前に連勝を勝ち取り、クラブJ1通算400勝目をダービーで決めたい一戦となった。

試合は立ち上がりからガンバがポゼッション優位で試合を進め、敵陣内で押し込む展開。
右サイド��尾・スサエタが連携を見せ右サイドでは深い位置まで押し込む。
しかしガンバの時間が続いていた矢先だった。7分。相手の左サイドからのクロスボールにゴール前でヘディングシュートを決められ失点。
そして直後の10分。右サイドからのCKを再びゴールに沈められ、まさかの立て続けに失点。立ち上がりから2点ビハインドの苦しい状況を招く。

リードを許したガンバは井手口、遠藤、藤春、宇佐美、倉田が左サイドからの打開を図り、時折右サイドハーフのスサエタが左サイドまで顔を出しボール回しに参加するものの、警戒されているのか相手の人数を掛けたディフェンスを前に効果的な攻撃を展開できない。

その後も三浦・井手口がミドルシュートでゴールを狙いにいくも、得点は挙げられずず2点ビハインドで試合を折り返す。

交代が無いまま迎えた後半。
早い時間に1点を返して試合の流れを変えたいガンバだったが、56分。左サイドからのクロスにボレーで合わせられ痛恨の3失点目を喫す。

58分には渡邉に代えてパトリックを、倉田に代えてアデミウソンを2枚同時投入。
何とか戦況を変えたいガンバは64分にはアデミウソンが受けたファールで得たペナルティアーク付近からの直接FKを宇佐美が蹴るがボールはわずかに枠を外れ好機を活かすことができない。
そして76分には藤春に代えてリーグ戦初出場のコンチャを投入。

90分にはそのコンチャが中盤で身体を張った守備から強引にゴール前までドリブルで持ち込みチャンスを作るものの、ここもゴールを割れない。
90分+2にはオウンゴールで1点を返すものの、大きな見せ場を作ることができず、1-3で試合終了。リーグ戦連勝とはならなかった。

[ 宮本 恒靖監督 ]
−−立ち上がりの2失点が響いたが、あの2失点についてチームの油断など宮本監督が感じた部分はありましたか?
油断は感じないですけど、やはりああいう良いスタート、われわれが良い形でスタートした試合で十数分たらずで0−2にされてしまうところ、しかも少ないチャンスでというところは今季試合を勝ち切れないところにつながっているというか、簡単な失点が最近は少なかったですけど、シーズンの早い段階ではありましたし、何か少し、こちらもこの試合に勝ちにいく中で前がかりになったのかもしれないですし。まあ、そういう意味でいうと、3点目の、1−2にしていれば試合自体は少し動かせることはできたと思いますし、そこでやはり3にされたというところも、しっかりと見直していきたいと思います。

−−2点リードされたあとの前半の攻撃ですが、少しサイドでボールを持っていくというよりは相手に持たされている場面も多いように見えましたが、前半2点奪われてからの攻撃と後半、どういう風に追いついていこうというプランがあったのでしょうか?
サイドにボールを持って行ってからのアクションがやはり、背後の動きというのが少なかったのが前半少し、途中から手詰まりになってしまったかなと思います。後半に関しては、そこのアクションの数と、もう少し右サイドを活性化させる必要があるというところで、高尾 瑠のポジショニングをもう少し早く前に取るということを意識させてスタートしました。後半に関しては。

−−マルケル スサエタ選手は初スタメンでしたが、どういうことに期待して起用したのか、そして評価について教えてください。
スサエタに関しては、まあ足元で受けることもできますし、スペースを見つけて早くアクションを起こすことができるというところで、右サイドの相手のSBとCBの間へのランニングというところは意識するようにと話した中で、そういった動きはたくさん見られましたし、考えていた以上にコンディションの面で90分間持つかなというところもありましたけど、なんとか最後まで持ってくれたなという印象があります。いろいろと経験値の高さであったり、選手個人の質の高さというのが見られるので、うまく彼の力をもっとチームに還元できるように、そんな攻撃を見つけていきたいと思います。

[遠藤 保仁]
−−試合の入りは悪くなかったが前半の2失点が痛かった?
そうですね、あれでだいぶ相手に余裕が出たと思うし、1点で抑えておけばまた違った。最初の2失点が重くのしかかったと思います。

−−3失点ともミス絡みでもったいない失点だったが?
前半のうちに1点でも返しておけばという展開だったけど、相手もけっこうベタ引きしたのでああなるとなかなか難しい。でもそこに持っていかれたのも最初の2失点。クロスの対応とセットプレーと、3点目もクロスからなので、そこの失点を減らしていければと思う。

−−最初に失点したことでチームが浮き足立った面もある?
いや、前半は落ち着いてボールを回せていたし、0−2になった段階でも慌てることなくボールを回してという感じで攻めていた。慌てたり、ドタバタしたというのは前半なかった。

[マルケル スサエタ]
−−移籍後初の先発だったが?
90分ひさびさに自分はプレーしたが、フィジカル面ではまったく問題がなく、勝点3を取りにきたのでそれを達成できなかったのはチームにとっても自分にとっても残念です。

−−今日の試合で何が足りなかった?
今日は失点のタイミングが早くて、流れが変わったのかなと思います。それでも自分たちはポゼッションを中心に90分、最後まであきらめずにゴールを狙ったのはチームにとってプラスだと思うし、あきらめなかったことが今日の試合の収穫だと思う。

総評
Q.立ち上がりの2失点が響いたと思いますが、あの2失点についてチームの油断など宮本監督が感じた部分はありましたか?

宮本監督「油断は感じないですけれど、我々がいい形でスタートした試合を、十数分足らずで0-2にされるというところ、しかも数少ないチャンスの中で。今シーズン試合を勝ちきれないところに繋がっているというか、簡単な失点が最近は少なかったんですけれど、シーズンの早い段階ではありましたし、何か少し、もちろんこの試合を勝ちに行く中で、前がかかりになってしまった部分はあったのかもしれないと思いますし。そういう意味で言うと、3点目の1-2にすれば、試合自体は少し動かせることが出来たと思いますし、そこで0-3にされたというところもしっかりと見直したいと思います。」

Q.2点リードされた後の前半の攻撃ですが、少しサイドでボールを持っていくというよりは相手に持たされている場面も多いように見えましたが、前半2点奪われてからの攻撃と後半、どう言う風に追いついて行こうというプランがあったのでしょうか?

宮本監督「サイドにボールを持って行ってからのアクション、背後への動きが少なかったのが、前半少し途中から手詰まりになってしまったかなと思います。後半に関しては、そこのアクションの数と、もう少し右サイドを活性化させる必要があるということで、��尾のポジショニングを、もう少し早く前にとれとか、ということを意識させてスタートしました。後半に関しては。」

Q.「スサエタ選手が初スタメンということで、どういうことに期待したかということと、実際に試合はどんな感じだったか教えてください。」

宮本監督「スサエタに関しては、足元で受けることもできますし、スペースを見つけて早くアクションを起こすことが出来るということで、右サイドの相手のサイドバック、センターバックの間へのランニングを意識するようにと。そういった動きはたくさん見られましたし、考えていた以上にコンディションの面で90分間持つかなというところもありましたけれど、何とか最後までもってくれたという印象があります。色々と経験値の高さであったり、選手個人の質の高さというのは見れるので、上手く彼の力をもっとチームに還元できるように、そんな攻撃をみつけていきたいと思います。」

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