2019.9.4(水) 19:00〜 JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準々決勝 第1戦 FC東京@パナスタ
[プレビュー]菅沼・��江が語るルヴァンカップ プライムステージ準々決勝 第1戦 vs F東京 ―幕を開ける180分の戦い。FC東京相手に先手を取る

ガンバの監督として初めてのタイトルを目指す宮本監督は言う。「現実的に考えて、今季残されたタイトルの可能性はルヴァンカップ」。ルヴァンカップはガンバが頂点を目指すべき大会だ。
グループステージからの長丁場を総力戦で戦ってきたガンバにとって、準々決勝で対戦するFC東京もまた、チーム一丸となって乗り越えたい相手である。

ガンバで一時代を築いた長谷川監督が率いるFC東京はリーグ戦でも現在首位。だが、選手たちは逆に難敵相手にモチベーションを高めている。「今年はリーグ戦2試合で勝てていないし、そういう強い相手に勝てばリーグ戦にも弾みがつく」(倉田)。
準決勝進出はもちろんだが、リーグ戦での巻き返しに向けても勢いをつける場がFC東京との2試合になる。

ホームで行われる第1戦はもちろん勝ちきりたい一戦ではあるが、アウェイゴールルールが適用される戦いだけに必要になるのは180分を通じたマネージメントでもある。2試合を終えた時点で勝者となることが目標だけにアウェイゴールを与えないクレバーな試合運びも不可欠だ。
韓国代表のヨングォンが不在だがFC東京も永井と橋本が日本代表に招集。相性が悪いディエゴ オリヴェイラ封じを含めて、攻守両面でチーム力が問われる90分になる。

DF13 菅沼駿哉「今、チームの流れがよくないのでルヴァンカップで勝ち上がることでもう一度いい流れを引き戻すつもりです。攻撃陣には(宇佐美)貴史ら点を取ってくれる選手が揃っているので、守備陣が踏ん張っていれば勝利の可能性は広がると思います。このタイミングでリーグ戦首位の強い相手と戦えるのは僕自身は嬉しいですし、今のガンバの守備陣が無失点で乗り切れば流れも変わります。永井選手は代表で不在ですが、ディエゴ オリヴェイラ選手もジャエル選手もフィジカルの強いFW。そこにどれだけしっかりと競り合えるかもポイントになると思います。」

MF29 ��江麗央「リーグ戦で今、ガンバは勝てていませんがルヴァンカップはタイトルを目指したいですし、シーズン終盤のリーグ戦にいい流れを持っていくつもりです。チームは連戦ですが、僕自身はフレッシュですし、宮本監督からもハードワークを期待されているところだと理解していますし、個人としてもいい結果を出したいと思っています。ルヴァンカップは2試合合計の戦いですが、アウェイゴールは第2戦目にも響いてくるので、相手に点を決めさせないことも大事です。ただ、今のガンバには勝利する、ということが必要なので、そこを意識して戦うつもりです。」


ハーフタイムコメント
・いいゲームが出来ている。これを続けよう。
・相手のカウンターへの対応を準備しておく。

2019YBCルヴァンカッププライムステージ準々決勝第1戦 ○1-0 FC東京@パナスタ
ルヴァンカップでグループステージ、プレーオフステージを勝ち抜きプライムステージに駒を進めたガンバ大阪は、準々決勝でFC東京と対戦。第1戦をホーム・パナソニックスタジアム吹田で迎えた。

試合のスタメンにはこれまで控えが多かった遠藤、パトリック、菅沼、鈴木、��江が名を連ね、システムをリーグ戦から変更し4-4-2とした。

天候の影響で試合開始が30分後ろ倒しの19:33キックオフとなった試合は、キックオフからガンバが相手陣内でのプレーする。するとさっそく3分。中盤でのパトリックの素早い攻守の切り替えででボールを奪うと、小野瀬がペナルティエリア外で鋭いシュートを放ち、これは相手GKの正面を突きゴールはならなかったものの、直近の試合でゴールを奪った小野瀬がこの日もさっそく存在感を示す。

その後試合はポゼッション優位のガンバに対してカウンター狙いのFC東京の構図に。
時折FC東京に縦に素早い攻撃からペナルティエリア付近まで迫られる場面もあるが、DF陣が身体を張った粘り強い守備で決定機を作らせない。

ゴールが欲しいガンバはパトリックが両サイドに流れて起点を作り、そこに人数をかけて細かいパスを繋いでゴールを目指すものの、FC東京も堅い守備で決定機を作らせてもらえない。

しかし迎えた39分。中盤右サイドで小野瀬がボール奪取。その小野瀬がペナルティエリア右からエリア内へドリブルで切り込み中央へ折り返すと、それに倉田が合わせて先制!
良い時間帯に先制し、1-0で試合を折り返す。

両チーム交代なく始まった後半は、前半同様ポゼッションで勝るガンバ。
51分には��江がペナルティエリア内で強烈なシュートを放ち相手GKの手を弾くと、そのボールが一度はゴールラインを割ったかに思われゴールの判定となったが、このプレーはルヴァンカッププライムステージから導入されたVARの対象となり審議されると、まさかのゴール取り消しとなり��江のトップチーム初ゴールは幻のものに。

63分にはFC東京はジャエルに代えてディエゴ オリヴェイラを投入。1-0と僅差の展開の中、強力なFWが投入される。
一方ガンバは67分に小野瀬に代えて宇佐美を投入。宇佐美がFWのポジションに入り、��江が右サイドハーフにポジションを移す。
続けて71分にはパトリックに代えて渡邉を投入。交代カードを攻撃的な選手で切り、追加点を奪いに行く。
しかしながらゴールを奪えないまま80分を越えると、試合を通して見せていたプレスが弱まり始め、徐々にFC東京がボールを支配され押し込まれる。

89分にはペナルティエリア内でワンツーから抜け出されシュートを打たれかけるが、このピンチをを菅沼が決死のディフェンスでクリアし防ぐ。

VARの介入で長くなったアディショナルタイムの5分は、FC東京のゴール前を狙ったクロスボールに自陣に押し込まれるものの、最後までゴールを割らせることはなく1-0で試合終了。

2戦合計の戦いでアウェイゴールを与えることなく、幸先よく先手を取った

[ 宮本 恒靖監督 ]
−−冒頭からVARの質問で恐縮ですが、Jリーグで本格導入され、今日は適用されましたが、G大阪にとってはマイナスな判定に覆りましたが、試合が中断したりとか、最近の判定をめぐる動きとか、監督としてどのようなご感想をお持ちですか。
端的に良かったと思います。皆がクリアにできるというところ。もちろん今日の試合に関してはビデオカメラがゴールの横にしっかりと設置できていないというのは事前に聞いていたので、そういった中で斜めの画像であっても映像であっても、しっかりと主審がそれに対して判断を下したというところで、納得というか、皆にとってモヤモヤとしたものが残らないというふうに思いました。ああいった中断の時間に関しては、われわれ、お客さんも含めて慣れていくのではないかと思います。

−−久しぶりにスタートから4バックでスタートしましたが、その意図と手ごたえを聞かせてください。
手ごたえというか全員がしっかりとフォーメーションが少し変わった中で、特に守備のところで、コミュニケーションをとって、どこのタイミングでボールを奪いにいくのか、またどういうスライドが必要なのかといった声がピッチから聞こえていたので、それは良かったと思います。攻撃に関しては今までやっていたシステムより少し、近い距離でパス交換できるという利点もありますし、もちろん選手の特徴なんかも考えたときに、4枚で行こうと考えました。それは本来われわれのチームというのはボールを持って、より優位に進めるのがスタイルだと思いますし、そういったところをもう一度取り戻すというようなきっかけにしたいと思って今日は採用しました。

−−4バックの質問で、選手の特徴という点ですが4バックでダブルボランチにした方が井手口 陽介選手の良さ、ダイナミックさを含めて今日はかなり良かったと思いましたが、井手口選手の生かし方が4バックの選択に関係していたのでしょうか。そして本職ではないですが、鈴木 雄斗選手が高さも生かして今後につながるプレーをしていたと思いますが、宮本 恒靖監督の評価についてはどうでしょうか。
陽介の質問に関しては、本当にそのとおりですね。アンカーでトライしたり、インサイドハーフでトライをしたりしましたけど、少し彼自身の特徴を生かし切れないシーンが見られたので、そこも2人でやることによって、より、今日見せたようなパフォーマンスにつながるかなという考えはありました。雄斗も本当にいろいろなところができるユーティリティー性が持ち味で、われわれのチームの助けになっていますし、今日に関して言っても尻上がりに持ち味のフィジカル面の強さであったり、高さといったものが、出たというふうに考えています。良いパフォーマンスだったと思います。

[倉田 秋]
今日はフォーメーションが変わったというか、4バックも戻った中でどうなるかなと感じでしたが、今日はフォーメーションに関係なく全員がアグレッシブに攻守に戦っていた。

欲を言えばもっと点を取りたかったですが、いまは勝つことが大事なので勝ち切れたことをポジティブに捉えて第2戦に挑みたい。ここ数年のチーム課題だが、良い試合をしたあとの次の試合があまり良くないことが多いので、この勝利を自分たちの実力にするためにも、このサッカーを続けていかないといけない。

[菅沼 駿哉]
今日は無失点で抑えられたのは良かったと思っている。4バックをずっと試していましたが、リーグ戦の首位相手にどこまでやれるのかというのが今日のカギでしたし、そこでゼロで抑えられたのはチームとしても今後良い方向に行けばなと思う。

[��江 麗央]
今日はチーム全体としての内容は良かったですが、個人的にはまだ課題が多いですね。ボールを奪われる部分とか今日はトップで出ましたが、起点になるプレーがまだできていません。フィジカル的にもタイミング的にもしっかりと修正してもっと起点になれるようにしないといけないですね。

−−FW起用だったが?
トップで起用されたことに関しては、どういうプレーをするかについても迷うことなくイメージもできていましたし、驚きも不安もなくやれましたね。監督からは守備の部分でのファーストディフェンスの部分や、攻撃では裏に抜ける動きとかパトリックとのコミュニケーションをとってのコンビプレーを求められていた。この勝利で少し優位に立てましたが、まったく気が抜けませんし第2戦も勝つつもりで練習からアピールしたい。

[井手口 陽介]
(チームとして4−2−3−1という形をとって機能したと思いますが、これまでの形に比べた機能性はどう感じましたか?)フォーメーションもそうですけど、試合前から自分たちでボールを奪いにいって、取られても切り替えてやっていこうと話していたし、そういうところで、相手の出方を見ずに、自分たちから仕掛けられたのはすごく大きかったんじゃないかなと思います。(井手口選手が戻って来てなかなか勝ちがなかった中で、今日はまだ第1戦ではありますが、久しぶりに勝利を掴めたのは気持ち的にもホッとしたところもありますか?)勝てたのは良かったですけどまたすぐ、難しいアウェイ戦になるので、しっかり切り替えてやっていきたいと思います。(次に向けてこのシステムでもう少し、と思うところはどこですか?)守備なら、今日の大森晃太郎選手と、三田啓貴選手のところに、ちょこちょこ間で使われていたりもしたので、そういうところは、康介くん(小野瀬康介)、弦太くん(三浦弦太)含めてもっとコミュニケーションをとっていかないといけないと思ったし、攻撃の部分ではもっと余裕をもって崩したり、雑い簡単な感じではなくというか…一度戻してから崩しにいった方がいい場面でも簡単にクロスをあげてしまったり、ドリブルをしてしまったりと、判断のところのすり合わせができていないところがあったので、もっとお互いの連携の質をあげれば崩せたんじゃないかと思うので、そこは改善していきたいです。(VARが導入されましたが、ガンバにはアンラッキーな形で腹たら来ましたが、ああやって試合が止まった状態での時間の使い方とか感じたところは?)ん〜特にないです。そんなに違和感なく進められました。それよりも雷でスタートが30分遅れた方が嫌でしたね。少しそれでまったりしてしまったから。

総評
Q「VARの事ですが、Jリーグで本格導入されて、今日実際に適用されて、ガンバにとっては結果的にはマイナスの結果に覆りましたけれど、試合を中断したりだとか、最近の判定をめぐる動きだとか、実際に監督としてどういうご感想をお持ちですか?」
宮本監督「端的に良かったと思います。みんながクリアに出来るというところ。もちろん、今日の試合に関しては、カメラがゴールの横に設置できていないということが事前に聞いていたので、そういった中で、斜めの映像であってもしっかりと主審がそれに対して判断を下してくれたことで、みんなが納得というか、みんなにとってもやもやしたものが残らない、と思いました。中断の期間に関しては、これから我々もお客様も含めて慣れてくるのではないかと思います。」

Q「久しぶりにスタートから4バックでスタートしましたが、その意図と手応えを聞かせてください。」
宮本監督「手応えというか全員がしっかりとフォーメーションが少し変わった中で、特に守備のところで、コミュニケーションをとって、どこのタイミングでボールを奪いにいくのか、またどういうスライドが必要なのかといった声がピッチから聞こえていたので、それは良かったと思います。攻撃に関しては今までやっていたシステムよりも少し、近い距離でパス交換できるという利点もありますし、もちろん選手の特徴を考えたときに、4枚で行こうと考えました。それは本来我々のチームというのはボールを持って、より優位に進めるのがスタイルだと思いますし、そういったところをもう一度取り戻すというような、そういったきっかけにしたいと思って今日は採用しました。」

Q「4バックの質問で、選手の特徴という点ですが、4バックでダブルボランチにした方が井手口選手の良さ、ダイナミックさを含めて今日はかなり良かったと思いましたが、井手口選手の活かし方が4バックの選択に関係していたのでしょうか。そして本職ではないですが、鈴木選手が左サイドバックで高さも生かして今後につながる、手ごたえがあったと思いますが、監督の評価についてはどうでしょうか。」
宮本監督「井手口の質問に関しては、本当にその通りです。アンカーでトライしたり、インサイドハーフでトライをしたりしましたけど、少し彼自身の特徴を活かしきれないシーンが見られたので、そこも2人でやることによって、より、今日見せたようなパフォーマンスにつながるかなという考えはありました。鈴木も本当に色々なところができるユーティリティ性が持ち味で、我々のチームの助けになっていますし、今日に関して行っても尻上がりに持ち味のフィジカル面の強さであったり、高さといったものが、出たと考えています。いいパフォーマンスだったと思います。」

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