2019.8.2(金) 19:00〜 明治安田生命J1リーグ
第21節 神戸@ノエスタ
[プレビュー]三浦・パトリックが語るJ1第21節
vs 神戸 ― 新戦力のデビュー濃厚。神戸にガンバの真価を見せつける
2週間のインターバルを終え、神戸戦を迎えるガンバだが、頼もしい男たちがチームに加わった。
三冠戦士の一人であるパトリックと、サイドを主戦場とする鈴木を新たに獲得したガンバ。すでに名古屋戦でピッチに立っている宇佐美を含め、新たなガンバが神戸戦でお目見えする。
チームが目指す方向性はすでに確立しつつあるガンバだが、「今の前線にない高さとパワーを持つ」と宮本監督はパトリックがもたらす新たな化学反応に期待を寄せる。
「神戸戦でピッチに立つ準備は出来ている」と気合十分のパトリックだが、その武器はもはや語るまでもないだろう。名古屋戦でも披露した宇佐美のピンポイントパスとパトリックの推進力が攻撃に新たな迫力をもたらすはずだ。レバノン代表のオマリら最終ラインにテコ入れを図った神戸だが、「神戸キラー」の宇佐美も「点を取るイメージは出来ている」とキッパリ。
現在、3連敗中の神戸だが、気をつけたいのが外国籍選手の個の力である。ホームでは3対4で競り負けたガンバだがやはりビジャらを封じることが勝利に欠かせない。
そしてこの試合でピッチに立てば、遠藤はプロでの公式戦出場数がJリーガーとして前人未到の1,000試合に到達する。鉄人の新たな足跡にも注目だ。
FW18 パトリック「ガンバで再び試合に出られるのが待ち遠しくてしょうがないですし、僕自身もコンディションは上々です。以前所属していた時に知っている選手も多いですし、アデミウソンらといいコミュニケーションが取れているので、連携も全く問題ありません。神戸はいい外国籍選手がいて、パスをしっかりつないできますが、僕に与えられた役割はゴールを獲ることだと自覚しています。僕にとって家みたいな存在であるガンバに戻って来られたことでモチベーションも非常に高いですし、ガンバを上位に押し上げることだけを意識したいですね。」
DF5 三浦弦太「僕自身は名古屋戦を欠場しましたが、もうコンディションは大丈夫ですし、2週間のインターバルを生かして神戸戦に向けしっかりとチームとしても調整して来ました。神戸は今3連敗という状況ですが、やはり前線には強力なアタッカーもいるので、そこに対してはしっかりとケアする必要がありますね。ホームの神戸戦は打ち合いの末に負けてしまいましたが、その反省を忘れず、相手のFWを警戒してプレーするつもりです。名古屋戦は2失点しましたが、チームとして狙いとする守りは出来ていますし、やってきたサッカーを継続するだけですね。」
アライバルインタビュー

インタビュー対応した宮本監督はパトリック選手について問われ、『予想以上にフィットしてくれている。』と答えていました!!
ハーフタイムコメント
・クロスを入れられた時のポジショニングに気を付ける。
・マイボールの時間をもう少し長くして、シュートで終わろう。
2019明治安田生命J1 第21節 △2-2 神戸@ノエスタ
2週間ぶりのJ1リーグ開催となった第21節は、アウェイで神戸と対戦。
ガンバ大阪はこの間、川崎から鈴木を、そして広島からパトリックを新加入選手として迎えて新たなメンバーで臨んだ。
その試合のスタメンには、加入後即、パトリックが先発出場でアデミウソンと2トップを組み、宇佐美がインサイドハーフで出場した。
立ち上がりから神戸の勢いある攻撃に対して自陣に押し込まれる時間が続いたガンバは、試合開始早々に我慢を強いられる展開だったが、迎えた8分。
相手DFライン背後へ抜け出した倉田に、中央の矢島が狙い澄ましたパスを通すと、倉田が相手GKとの1対1の局面も落ち着いてボールをゴールに流し込み、幸先よく先制に成功。ガンバ大阪のJ1リーグ通算1,500ゴール目となるメモリアルゴールで試合の流れを呼び込む。
一方神戸は両サイドから高さのある前線へクロスを送り攻撃を展開していくが、ガンバもCBのヨングォンを中心に落ち着いた対応を見せる。
しかし徐々にパスの出しどころを見つけられず、逆に神戸にボールを回される中、ショートカウンターから再三チャンスを作られる苦しい展開が続くが、試合を1-0で折り返す。
後半、ガンバはメンバーは変更なしで臨んだがシステムを4-4-2に変更。左サイドバックを福田が務めることとなった。
前半同様、神戸にボールを回され、耐える展開の中、迎えた53分
神戸の直接FKをクリアし、こぼれ球を拾ってカウンターを発動。倉田がトップスピードで中央をドリブルで駆け上がりパトリックへラストパス。そのパトリックが最後は冷静にゴールに流し込み貴重な追加点を奪い2-0と突き放す。
さらに攻勢を強めていくガンバは64分。パトリックに代えて公式戦1,000試合目の出場となる遠藤を投入し、アデミウソンと宇佐美の2トップに変更しさらなる追加点を目指す。
そして75分には小野瀬に代えて、移籍後初出場となる鈴木を投入。
が、迎えた79分。ペナルティエリア内で相手選手を倒してしまいPKを与えると、それを神戸・イニエスタに決められ失点。試合終盤に1点差まで迫られてしまう。
なんとか1点差を守り抜き勝利を収めたかったガンバだったが、直後の84分には右サイドからのクロスボールを頭で押し込まれ立て続けに失点し同点に追いつかれてしまう。
同点後の試合終盤には両チームにミスが目立ち始め、お互いオープンな展開に。
ガンバにもいくつかのチャンスがあったものの、それを活かしきることができず同点のまま試合終了。
前節に続いて2試合連続の引き分けとなり、勝ち点1を積み上げるに止まった。
[ 宮本 恒靖監督 ]
前半、幸先よく点が取れたあと、少し後ろに重たくなって守備をする時間が増えたかなと思っています。後半は少し、下がらない守備をというところを意識して、皆でボールを奪おうというところでスタートしました。
2点目もカウンターから取れたところもありましたし、それ以外にもチャンスを作れるところもあった中でPKで1点を失ってから、相手のホームなので難しい流れになったかなと思います。3点目を取るチャンスもあったと思いますし、われわれとしては勝点2を失ったというか、もったいないような試合になったというふうに思います。が、新しく入ってきたパトリックが点を取るシーン、また鈴木
雄斗が途中で入って持ち味を見せたようなシーンもありましたし、反省すべきところはして、また次に向かっていきたいと思います。
−−2点をリードしたあと、4バックにしてフォーメーションを[4−4−2]に変えたと思いますが、あれは3点目を取りにいくためなのか、このリードを守り切ろうという考えだったのか、どのような狙いだったのでしょうか。
フォーメーションに関しては後半の頭から[4−4−2]で行きました。なので、選手交代によって変えたというところはありません。選手交代に関しては少し運動量が落ちてきて、相手がパワーを持って前に出てきたところに対応するという狙いもありましたし、マイボールになったときに出ていくというようなところも考えにありました。
[遠藤 保仁]
−−起用された時間帯は守備に追われてしんどい状況だったと思いますが?
うまくボールを前に運ぶ前にミスをしていたので、2−0ということを考えても失点しなければ何の問題もないと思いますけど、追われる中で失点してしまったので、ちょっと相手に勢いがついたかなと思います。
−−あらためて公式戦1000試合出場という数字に関しては?
まあ、うれしく思いますし、長くやれてこその数字だと思う。いろんな人に支えられながら、サポートしてもらいながらやってきたので感謝の気持ちと、これから先も少しでも伸ばしていければと思います。
−−そういう試合で最後勝ち切れずという展開でしたが?
勝てるときもあれば、今日みたいに引き分けのときもあります。サッカーはやってみないと分からないので、もちろん勝ちたかったですけど、今日の教訓をしっかりと次の試合に生かせればなと思います。
[パトリック]
−−試合前からゴールにこだわると言っていたが、復帰初戦でゴールが生まれたが?
チームに帰ってきて勝つためにゴールが欲しくて、今回ゴールが取れた。勝点1にはつながるゴールになった。心から喜べる状況ではないが、ホッとはしている。
−−久しぶりにG大阪のユニフォームを着た感想は?
G大阪は自分にとって思い入れのあるクラブでタイトルも一緒にとったし、自分の仲間がいるというクラブでリスペクトはしていました。ただ、リスペクトはしているが自分がこのユニフォームを着てプレーすることへの重圧はなかった。喜びのほうが大きかったです。
総括
Q「2点リードして選手交代をして、フォーメーションを4-4-2に変えたと思いますが、3点目を取りに行くためなのか、それとも守りきるためだったのか、どういう風な考えだったのかお伺いしたいです。」
宮本監督「フォーメーションに関しては、後半の頭からずっと4-4-2でいっていました。なので選手交代によって変えたということではないですし、選手交代に関しては、少し運動量が落ちてきて、
相手がパワーをもって前に出てきたところに対応するという狙いがありましたし、マイボールになったときに出ていくということを考えてやりました。」
Q「リードした状況で遠藤選手を入れたという形になりましたが、先ほどおっしゃったようにマイボールの時間を、というところだったのかと、結果的に遠藤選手が悪かったとおもっているわけではないですが、上手くいかなかった部分はどうように考えていますか。」
宮本監督「遠藤を入れたのはボールを握りながら、また試合をしっかりと時計の針を進めるという狙いがありましたし、そんな中で、相手陣内まで押し込んだ中で、決定的なパスを期待して起用しました。結果的に少し試合がオープンな展開になり、我々の前半、ボールを持てなかった部分、そこの運動量を消耗したところが後半少し出てしまったのかなと思っています。」
Q「宇佐美選手のインサイドハーフはコンディションがまだ100%じゃないというところも含めて、奪うというところがチームとしての機能性が若干落ちたと思いますけれど、宇佐美選手もまだまだゲーム体力というところもあると思いますけれど、置き所というか、そこらへんをお考えになるということでしょうか。」
宮本監督「宇佐美がボールを持った時に見せる相手に対する危険なプレーというのは、どの高さで発揮させるかということがキーになると思いますし、前線に今日はパトリックとアデミウソンを起用しましたけれど、そこへのパスであったりコンビネーションの良さも見られるので、後ろで使っているところもあります。もちろん、相手によって、またコンディションによって、相手のシステムによって、宇佐美の使う場所は変化していくと思っています。」