2019.7.3(水) 19:00〜 天皇杯 2回戦 讃岐@パナスタ
[プレビュー]アデミウソン・菅沼が語る天皇杯
2回戦 vs 讃岐 ― J3・3位の讃岐を迎える初戦。油断することなくガンバ本来の力を発揮し、試合を制す!
第17節・松本戦で今季初のリーグ2連勝を達成したガンバが次に挑むのは、天皇杯の戦いだ。
力のあるチームが必ず勝つという保証はなく、番狂わせも起きるのがサッカーというスポーツ。一発勝負のトーナメント方式で行われる天皇杯は、それが顕著になる。
特にカテゴリーの違う相手と対戦することの多い初戦は、「今までいろんなチームでも天皇杯を戦ってきましたけど、相手は失うものはない中で、こっちはしっかりと結果を出さないといけない難しさもある」(渡邉)。
ガンバは、昨季の大会で延長戦の末に関学大に1-2で敗れ、2回戦でまさかの敗退。また、直近のJリーグ
YBCルヴァンカップ プレーオフステージ第2戦ではJ2・長崎に0-2で敗戦。2戦合計4-3で次のステージに駒を進められたが、カテゴリーの違う相手に苦杯をなめた。ただ、「長崎戦では反省点や課題がいっぱいありましたけど、それをしっかり生かしていきたいと思います」と菅沼が話すように、同じ失敗を繰り返すつもりはない。
「もちろん相手の情報は入れますが、それよりも自分たちがピッチでどういう風に戦うか、どういう気持ちでやるのかが大事だと思います」(渡邉)。
1年でのJ2復帰を目指す中、より自信をつけるためにも高いモチベーションで挑んでくるであろうJ3・讃岐に対し、ガンバが持つ本来の力、強さを発揮し、2回戦突破を決めたい。
FW9 アデミウソン「ホームでのルヴァンカップでは残念ながらいい結果が出せなかったので、どのメンバーが選ばれるのかはわかりませんが、彼らのペースに巻き込まれず、選ばれたメンバーが100%の力を出し切れば結果はついてくると思います。自分たちがボールを握る時間が増えるかもしれないですが、失点をしないように確実に攻め切るところは大事だと思います。彼らはカウンターを狙ってくると思うので、攻めている時にも後ろをケアしながら、みんなで力を合わせてきっちりやりたい。一発勝負の試合はすごく好きですし、プレーする以上はゴールにこだわってやっていきたいので、監督に選ばれるように頑張ります」
DF13 菅沼駿哉「この前の長崎戦で負けているので、油断したらやられると思うし、しっかりと勝ちにこだわってやりたいと思います。向こうは勢いを持ってくるのは間違いないと思うので、それに対して自分たちのモチベーションやコンディションをしっかりと合わせていかないといけない。隙を与えると、J2のチームにもゴールを取られてしまうということはこの前の試合で痛感したので、隙を与えないように後ろは集中してやりたいです。サポーターの方は長崎戦の1試合目みたいな試合展開を期待していると思いますので、それに応えられるようにしっかり勝って、天皇杯、次に繋げたいと思います」

・次の1点を取りにいこう。
・DFはラインを下げすぎないように。
・前線の選手はチャンスが来たら冷静に決めきろう。
第99回天皇杯2回戦 ○7-1 讃岐@パナスタ
元日決勝を新国立競技場で行う第99回天皇杯。
ガンバ大阪は2回戦から登場で、雨の中J3・カマタマーレ讃岐と対戦した。
雨中の天皇杯で思い出されるは、昨年の第98回大会2回戦。延長戦の末、関西学院大学に痛恨の敗戦を喫した苦い経験をしているだけに、それを払しょくし、手堅く3回戦へ進出を決めたい一戦となった。
試合のスタメンには、J1 第14節 鹿島戦以来、約1か月ぶりの実戦復帰となった小野瀬が名を連ね、控えにはJ3でここまで7ゴールを挙げている��木がメンバー入りした。
試合は序盤、ロングボールを蹴りこむ讃岐に対して、セカンドボールをマイボールにし切れず、2次攻撃を受ける。
しかし、守勢の立ち上がりの中迎えた10分。左サイド中盤で福田がコンチャとのワンツーで抜け出し、ペナルティアーク付近の中村へパス。するとその中村が冷静にゴール左隅に狙い澄ましたシュートを流し込み先制!讃岐ペースの中、貴重な先制点を奪う。
そして直後の14分には、先制点を挙げた中村が、右サイド高い位置でボールを奪いそのまま自らドリブルで持ち込むと、最後はゴール前で強烈なシュートを放ち追加点を挙げる!
その後もアタッキングサードでフリーになる矢島からゴール前へ決定的なボールが配球されチャンスを演出していくと、24分には左サイド高い位置で中村が相手のトラップミスを見逃さずボール奪取。そのままドリブルで駆け上がり、中央の食野へラストパス。最後はその食野がゴールに押し込み3点目!
しかし、このままガンバが試合を支配して進めていくかと思われた40分。
ペナルティエリアやや外でFKを与えると、讃岐が直接ゴールを狙ったボールが壁に当たって軌道が変わり、そのままゴールに吸い込まれ失点。
嫌な時間にゴールを許し3-1で試合を折り返す。
後半は両チーム交代なくスタート。
早々に追加点を取り、試合を決定づけたいガンバだったが、前半とは打って変わって試合は硬直していく。
するとベンチが動く。62分にはこの日復帰となった小野瀬に代わってアデミウソンを投入。70分には食野に代えて��木を投入し攻勢を強めに行くと、宮本監督の期待に応えたのは交代で投入された��木だった。
75分。左サイド深くでボールを受けると、カットインしてシュートを放ち待望のダメ押し弾で試合を決定づける!
4点目を奪った後も、この日のガンバは攻撃が止まらない。
79分には中村がハットトリックとなる5点目を挙げると、82分には再び��木が強烈なミドルシュートを突き刺し、最後は90分+4にアデミウソンがヒールでゴールを奪いゴールラッシュを締めくくって試合終了!
若手の活躍によって7発快勝。これで8/14(水)に行われる3回戦へ駒を進めた。
[ 宮本 恒靖監督 ]
−−若い選手がしっかりと得点という結果を出したと思います。特に中村
敬斗選手について、宮本監督はどのように評価されて、足りない部分はどういうふうにご覧になられていますか?
点を取るというところに関しては、去年入ってきた時点から優れたものを見せていましたし、そこに至るまでの動きであったり受け方であったりとかも少しずつ改善されてきましたし、今日は特に点が欲しいということもあったので、FWで起用しました。運動量が落ちたり、判断が遅くてボールを失ったりというところはありましたけれど、期待した点というところは、3点取ったというところで評価できると思います。U-20の世界大会から帰ってきて、モチベーション高く本人もやっていますし、守備に関しても、サイドに出ていったときに改善が見られていますし、いまいろんな刺激を受けて伸びる時期にあるんじゃないかなと思っています。
−−後半、��木 彰人選手を起用された意図と評価をお願いします。
J3でのパフォーマンスであったり、得点、結果を出しているというところがあったので、昨日の練習から一緒にやっていました。居残りでのシュート練習の質やネットを揺らす回数を見たときに、試合で使っても必ず点を取るという考えに至ったので。あとはあの時間帯で前からの守備も必要だったので、��木を前に入れるという選択肢をとりました。1点目はシュートコースはそこまで良いところにいかなかったですけれど、気持ちでねじ込んだところもあったと思いますし、2点目は本当に素晴らしいシュート、ゴールだったと思います。
[中村 敬斗]
−−複数得点は初めてですか?
ハットトリックは多分、初です。J3でもないです。(今日の試合は)天皇杯で、先制点が取れなかったら危ないシーンもあったので、(先制点が)取れたのはデカかったですね。
−−連戦の中で点を取れていることに関して、どう捉えていますか?
FWをやった今日の試合とV・ファーレン(長崎)のときはどっちも点が取れているので。どっちもJ1の相手ではないので、何とも言えないですけど、FWをやって結果を出しているので、まあまあかなと思います。ウイングバックだったらアシストのほうが可能性が高いので。
−−ゴールに関しては、自分で行くという強い気持ちを感じました。
2点目に関しては、まず(食野)亮太郎くんを見ていて。フリーだったら確率の高いほうを選ぼうと思っていたんですけど、相手が明らかに亮太郎くんのほうに行って、空いたので、ニア上に蹴ってぶち込みました。
[食野 亮太郎]
周りにはもっと点を取っている選手がいますし、自分はまだ1点なので、そこは満足せずに。体がちょっと重かった中で、それでもしっかり点を取れたところは、自分の中で良かったところかなと思います。
−−体が重かったというのは中3日ということもあって?
そうですね。なかなか経験したことのない連戦が続いている中で、自分自身はコンディション管理に努めているところもありますけど、そこは経験しながら、しっかりコンディションを整えていかないといけないと思ったところです。
[��木 彰人]
−−どんなことを意識して試合に入りましたか?
やっぱり出るからには点を決めたい、点を決めるっていう気持ちで出ましたし、それが結果につながって良かったと思います。1点目はシュートコースが甘かったですけど、あそこでシュートを打つっていうことが良かったと思いますし、あそこで打たなかったら点になってなかったと思うので。1点目はコースは甘かったですけど、足を振って良かったなって思います。
2点目は距離的には遠かったですけど、やっぱり1点じゃなくてもう1点取りたいっていう気持ちもありました。あの距離でもシュートを狙っていこうっていう気持ちは試合前からあったので、それが本当に結果につながって良かったなって思います。
−−今までトップの舞台で挑戦して結果が出なかった中で、今日結果を出せたのはどこが一番大きかったですか?
トップチームで結果を出せたっていうのは良かったですけど、対戦相手のところで、やっぱりJ1じゃないっていうところ、J3でもやっていたので、そういったところは自信を持ってできました。あとはこれでリーグ戦だったり、カップ戦でもチャンスをもらえれば。しっかりこの調子を継続、もっと上げていって、しっかりゴールという結果を出せるように練習から頑張っていきたいと思います。
総評

Q「若い選手がしっかりと得点という結果を出したと思いますが、特に中村選手なんかは、ゴールをしたということと、おそらく後半の途中にパフォーマンスが落ちていたという時間帯があったと思いますが、監督はどのように評価されて、足りない部分はどういう風にご覧になられていますか。」
宮本監督「点を取るというところに関しては、去年から入ってきた時点から優れたものを見せていましたし、そこに至るまでの動きであったり受け方であったりとかも少しずつ改善されてきたので、今日は特に点が欲しいということもあったので、FWで起用しました。運動量が落ちたり、判断が遅くてボールを失ったりというところはありましたけれど、期待した点というところは、3点取ったというところで評価できると思います。
U-20の世界大会から帰ってきて、モチベーション高く本人もやっていますし、守備に関しても、サイドに出ていったときに改善が見られていますし、今いろんな刺激を受けて伸びる時期にあるんじゃないかなと思っています。」
Q「後半、��木選手を起用された意図と評価をお願いします。」
宮本監督「J3でのパフォーマンスであったり、得点、結果を出しているというところがあったので、昨日の練習から一緒にやってましたけど、居残りでのシュート練習の質であったり、ネットを揺らす回数を見たときに、試合で使っても必ず点を取るなという考えに至ったので。後はあの時間帯で、前からの守備も必要だったので、��木を前に入れるという選択肢をとりました。実際、右足をどんどん振ってこいよ、という話をした中で、1点目は少しシュートコースはそこまでいいところにいかなかったですけれど、気持ちでねじ込んだところもあったと思いますし、2点目は本当に素晴らしいシュート、ゴールだったと思います。ああいう風にJ3でしっかりと結果を出した選手がトップチームの試合に出て、食野であったり、中村、福田、高江と若い選手がそういうものをトップチームにもたらしてくれているというのは、いい流れを作ってくれていると思っています。」