2019.6.26(水) 19:00〜 JリーグYBCルヴァンカップ
プレーオフステージ 第2戦 長崎@パナスタ
[プレビュー]渡邉・今野が語るルヴァンカップ
プレーオフステージ 第2戦 vs 長崎 ―6年連続の準々決勝進出へ。気を緩めることなく戦い、長崎から勝利を挙げる!
J1第16節・湘南戦でリーグでは4試合ぶりとなる勝利を獲得し、調子を上げつつあるガンバ。次に挑むのは、JリーグYBCルヴァンカップにおける6年連続の準々決勝進出だ。
プレーオフステージでは、Aグループ2位でグループステージを突破したJ2・長崎と激突。アウェイで行われた第1戦は、田中の先制点が呼び水となり、今季最多得点タイとなる4ゴールをマーク。4-1で勝利し、大きなアドバンテージを手にホームに戻ってきた。
2試合での勝利数が多いチームがプライムステージ進出となるため、第1戦を制しているガンバは優位だが、「サッカーって何が起こるのか分からないし、バルサ(FCバルセロナ)などのすごいチームでもちょっとの油断でひっくり返されることもあるから、アドバンテージがあるからという気持ちで臨むと危険。だから逆にちょっと難しいですが、しっかり戦いたい」(倉田)。長崎も第1戦の借りを返そうと乗り込んでくることが予想される中、気を緩めることなく残り90分を戦い抜けるか、ということがポイントになる。
だが、熾烈なチーム内競争下にある現在、「みんなのモチベーションは高い」(ジェソク)。勝って6年連続のベスト8入りを決める。
FW39 渡邉千真「僕個人としては(第1戦が)久しぶりの試合だったので最初は感覚的にはよくなかったですけど、徐々によくなっていったかなって思います。ゴールは取れなかったですけど、チームが勝てたし、今シーズンはなかなか90分をやっていなかったので、復帰戦で90分間やれたのは良かったです。長崎はブロックをしっかり組んでやり辛かったですが、先制したことで後半は相手がゴールを取りに来て、スペースもうまく作れたので、中盤もボールを回せたかなと。アドバンテージはありますが、第2戦も第1戦と同じ気持ちで臨みたい。ゴールも取れるだけ取りたいし、自分も得点にこだわりたいと思っています」
MF15 今野泰幸「第1戦はヤットさん(遠藤)を中心にうまくボールを回せて、しっかり相手を動かすというか、自分たちからアクションを起こして攻撃のスイッチを入れられたので得点も多く取れたし、いい試合をしたと思います。第2戦を戦う上で気を付けたいのは、やっぱりサッカーは何が起こるのか分からないので。先取点を取られたりしたら、ちょっと焦ってしまうと思うので、うまく時間を使うのも大事。先に点を取ることができれば相手もガクッと来ると思うので、慎重な立ち上がりができれば。その中でチャンス、ゴールを狙っていきたいです」
ハーフタイムコメント
・もっと基本的なレベルを上げないといけない。
・一人ずつ役割を果たして勝ちにいこう。
2019YBCルヴァンカッププレーオフステージ第2戦
●0-2@パナスタ
先週長崎で行われた第1戦では、アウェイゴールを4発奪い快勝したガンバ大阪。圧倒的なアドバンテージがある中、第2戦をホーム・パナスタで迎えた。
大敗しない限りプライムステージ進出が決まるこの試合。スタメンにはトゥーロン国際大会で日本代表として活動し、準優勝を経験した高がチーム合流後初の実戦となり、そしてダビド
コンチャが移籍後初の公式戦先発出場を果たした。
試合は立ち上がりからボールを回し支配率を高めながら相手陣内にジリジリ攻め入るガンバは、この日スタメンに抜擢された左WBのダビド
コンチャが積極的な攻撃参加で、7分、10分とさっそくシュートを放ちチャンスを演出。
守備では立ち上がりこそ、ショートカウンターからシュートを許しピンチを招くが、以降は守備陣もカウンターのリスクをケアし危なげなくゲームを進めていく。
しかしいくつかあった決定機をものにできずにいると、25分頃からはやや長崎ペースに。
ショートカウンターからの決定機、ペナルティエリア付近からのFKを与えるなど守勢に回る時間が続く。
33分には、高の楔のパスを受けた渡邉が鋭いシュートを放つが、これを相手GKに阻まれると、36分にはカウンターから再びチャンスが。
コンチャが長い距離を駆け上がり、アデミウソンを経由して右サイドへ展開。最後は米倉がクロスを入れ、ニアサイドに飛び込んだ倉田が合わせるが、ここも惜しくも相手GKのセーブに遭い先制ならず。
試合の主導権を握り相手ゴールに数多く迫るものの、ゴールは奪えず0-0で試合を折り返す。
後半は今野、倉田に代えて藤本と、これが怪我での離脱からトップチーム復帰となった藤春が投入されスタート。すると左サイドに入った藤本からチャンスが生まれる。
藤本から精度が高いボールがゴール前に送られ、それを起点に渡邉が58分にペナルティエリア内で決定機を迎えると、直後の59分にも再びに藤本のクロスボールにゴール前で渡邉が合わせるが、どちらも相手GKのファインセーブもありチャンスを逸する。
後半は立ち上がりこそいくつかチャンスを作ったものの、時間が進むにつれて試合は長崎のペースに。60分台後半からは立て続けにシュート、セットプレーを許し、ピンチを招く。
しかしながら相手のミス、オフサイドにも助けられ失点は免れ、スコアレスドローで試合終了かと思われた87分。
中盤でボールを失いゴール前まで繋がれると、ブロックに入ったDFもクリアしきれず痛恨の失点。さらに90分+4にも、クロスボールをクリアしきれず追加点を許してそのまま試合終了。
0-2で公式戦8試合ぶりの敗戦を喫したが、2戦合計では4-3とし、ガンバ大阪が6年連続の準々決勝進出を決めた。
[ 宮本 恒靖監督 ]
−−この試合の収穫と物足りなかった点は?
収穫は(ダビド)コンチャに関しても、ある程度、90分間パフォーマンスを出せるなというのが分かったところ。あと、ハル(藤春
廣輝)が帰ってきて45分プレーできたところ。そういう個々の選手のいくつかの良い点が見られたかなと思います。
ただ、やっぱり負けてしまうという……。前回の対戦で点差がついた試合ですけども、「それでもこの試合に絶対に勝たなきゃいけない」ということを選手に伝えてピッチに送り込んだ中でのこの結果とか、前半の内容とか、ゴールを決め切ることができないところなんかは不満が残っています。
−−チャンスで決め切れなかった原因は?
技術的な問題もあるでしょうし……。例えばヘディングに関して最後までボールを見たかとか、頭を振り過ぎたとかというところもあると思いますし、少なからず第1戦で大勝した成績とかが頭の片隅にあったのかなというふうにも思いますし。何より、前半、前方にスペースがある中でマイボールを運ばないとか、アクションが少ないとかいうところ。後半は少しできましたけど、それは人の組み合わせだったりだと思いますし、全体的には不満が残る試合です。
[ダビド コンチャ]
第1戦で勝利したアドバンテージを考えて、もう少し自分たちが落ち着いて確実にプレーしていくべきだったと思います。最初に自分たちがゴールして、主導権を握れるような展開に持っていければ良かったのかなと思います。
−−自身のプレーについての感想は?
最初はサイドでプレーして、サイドではまずまずできたのかなと思います。ただ、中でプレーするようになってからは、周りとのコミュニケーションのところで少し難しい場面もありました。
−−左のウイングバックでこれまでプレーした経験は?
左サイドの前のほうはありますけど、後ろのポジションはないです。自分の中ではもう少し難しいかなと思っていたんですけど、思っていたよりは良くできたのかなと思います。周りの選手が、ディフェンスに行くとき、行かないときにすごく声をかけてくれたので、すごく助かりました。
[高 宇洋]
決めるところで決めていればもうちょっとラクになった試合で、あとは、ああいう失点をなくしておけば良かったなというゲーム展開でした。けっこうイージーなミスが多かったので、質の部分も含めてレベルが低かったのかなと思います。
−−トゥーロン国際大会でつかんだ手ごたえはプレーで出せた?
ボールを奪って倒れずにゴール前まで入っていったシーンとかは、今までたぶんあまり見られてなかったと思います。あそこで倒れずにそのまま前に入っていく意識もしっかり持っていました。ただ、ポジションがアンカーなので真ん中からあまり消えないように意識もしているので、そういう意味では(U-22)代表のときのプレーとはまた変わってくると思います。そこは、いま求められていることをしっかりやれればと思います。
−−終盤の2失点は気の緩みがあった?
失点シーンだけを見れば軽い部分もあったと思うので、そこはしっかりとチームとして(失点)ゼロで抑えなきゃいけなかったと思います。
[藤春 廣輝]
(この間J3リーグで45分で、今日も45分。それは復帰に向けたプランの中での時間制限ですか?)そうですね。監督とも話して、そういう段階でいこうと話し合って決めたので、それはしっかりとやりたいし、個人的にはいい感じであげられていると思うので、リーグ戦に絡めるようにやっていきたい。(左ウイングバックはこれまであまりなかったと思いますが)僕はプレースタイル的にウイングバックというタイプではないし、ポジションは4バックが一番理想的なので、今はポジションがない状態なんですけどでも、できるところをやっていかないといけないし、ウイングバックならだいぶ、仕掛けというところを入れていかないといけないと思うのでそういうところもやっていきたいと思います。
[渡邉 千真]
(うまくいっていないなって感じながらプレーしていたように見えました)でもチャンスはあったので。そこをしっかり決めていればこういう結果にはなっていなかったと思います。もう少しゴールっていうところに欲を持っていたつもりですけど、自分でもシュートを打ってもよかったかなという場面もあった。なかなかコンビネーションもうまくいかなかったですけど、それでも自分でもっと打開していかなければいけなかった。(前半から試合に躍動感が出ない印象もありましたが)縦パス、自分も受けられなかったし、チームとしても前へという意識があまりなかったというか。後ろ、後ろになっちゃってそこから前にいけなかったので、自分としてもそういうパスを引き出せなかったのは反省です。(コンチャと一緒にやってみて、後半は近くでプレーしましたがコンビネーション含めてどう感じましたか)今日みたいなメンバーで、練習でもやっていますけど、試合の中ではなかなか難しい場面もあるというか。みんなアピールしてやろうという気持ちを持っていて当然だし、それがズレにつながったり、連動ができなかったりというのはあったのかなと思います。
[米倉 恒貴]
全体的に体も重かったし、全体的にコンディションが良くなかったなっていう感じがします。FWにつけようとはいっていたんですが、一概に簡単につけられるという状況があったわけではなくて、もっと距離感よくやらなければいけなかったんですが、今日はボールのおさまりどころもなかったし、落ち着かない試合になってしまったのかなと思います。(メンバーの組み合わせの問題ですか?)どうですかね。でも全然、誰が出てもできる能力はあると思うんですけど、今日はかみ合わなかったです。
[今野 泰幸]
繋がりが出なかったですね。連携というか、いい距離感での連携とか、攻撃のスイッチを入れるとかそういうところが全て出来なかったです。相手を惑わせるようなポジショニングもできなかったし、ポゼッションでもなくて、逃げのポゼッションというか、とられないように、とられないようにっていうパスが多くなってしまった。気持ちとしては当然勝つつもりでいったし、立ち上がりから点を取りにいこうという話はしたんですけど。(相手の出てき方に対して今週はイメージしてトレーニングしていたと思いますが)相手がどうくるかわからなかったので、どうこようとも対応できるとは思っていたんですけど、うまく出来なかった。(第1戦のアドバンテージはあったとはいえ、J2の相手に0−2で負けてしまったことはどう受け止めますか)残念だし、僕らはやっぱりトップのチームではないし、セカンドと思われても仕方がないけど、だからこそアピールしなくちゃいけない試合だったと思うので、こういう結果に終わってしまってみんなが残念に思っているし悔しい思いもしています。
総評
Q「第1戦のリードはあって、新しい選手も使ったという中で、この試合で見えた収穫というのと、物足りなかった部分というのはどのように感じられていますか。」
宮本監督「収穫はコンチャに関してもある程度90分間パフォーマンスを出せるなということが分かったところ、藤春が帰ってきて45分プレーが出来たところ、そういった個々の選手のいくつかの点は見られたかと思います。負けてしまうっていう、このホームでの、もちろん前回の対戦で点差がついた試合ですけれど、それでもこの試合を絶対に勝たなくてはいけないところを選手に伝えて、ピッチに送り込んだ中で、この結果とか前半の内容とか、ゴールを決め切ることが出来ないこととかは、不満が残ります。」
Q「チャンスはある程度作っていたところはあったと思いますけれど、決めきれなかったところはどういうところに問題があったと感じられましたか。」
宮本監督「技術的な問題もあるでしょうし、例えばヘディングに関しては最後までボールを見たかとか、頭を振りすぎたとかという部分もあるかと思いますし、少なからず大勝した前回の成績というのが頭の片隅にあったのかなというふうに思いますし、何より前半、前方にスペースがある中で、前にボールを運ばないとか、アクションが少ないとか、というところが、後半少しちゃんと出来ましたけれど、それは人の組み合わせであったりだと思いますし、全体的に不満が残る試合です。」