2019.6.19(水) 19:00〜 JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦 長崎@トラスタ
[プレビュー]菅沼・ジェソクが語るルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦 vs 長崎 ― 連戦の中で迎えるプレーオフ第1戦。侮ることなく、第2戦に繋がる勝利を目指す

大事なタイトルの1つであるJリーグ YBC ルヴァンカップ。Dグループ首位でグループステージ突破を果たしたガンバは、まずは6年連続のベスト8入りとなるプライムステージ進出をかけ、Aグループ2位のJ2・長崎と火花を散らす。

今季の長崎はJ2を戦っているが、ルヴァンカップではグループステージ最終節に昨季の準優勝チームである横浜FMを3-1で撃破。これにより勝点を8に伸ばしたことで横浜FMと並び、直接対決で1勝1分と上回ったことで2位に浮上。大混戦だったAグループにおいて、4位からの巻き返しに成功し、クラブ史上初のグループステージ突破を決めた。

横浜FM、湘南を抑え、プレーオフステージに進んだ長崎は、J1と同じくJ2リーグ戦を並行して戦い、16日(日)にアウェイで行われた第18節から中2日の試合になるため、これまで同様、ターンオーバーしてくることが濃厚。だが、「マリノスに3-1で勝つということは相当強いし、力があるということ。警戒しないといけないと思います」(米倉)と話すように、メンバーを入れ替えたうえで、MF天野 純、FW李 忠成らを擁する横浜FMを倒したことを考えても、侮れない相手だ。
アウェイで迎える第1戦。90分間、隙を見せることなく戦い、第2戦につながる結果を持ち帰りたい。

DF13 菅沼駿哉「自分たちのスタイルをどの相手にも出すということが大事だと思うので、しっかりと内容にこだわって、みんなで頑張って結果を出したいです。リーグ戦に出られていないメンバーにとっては、出番が来たら気持ちをぶつけるいい機会だと思っていますし、そうすることでチーム力を上げていければいいなと思うので、思い切ってやりたい。連戦ですし、週末のリーグ戦に勢いをもたらして、少し余裕がある中でホームでのプレーオフ第2戦を戦えたら一番いいと思うので、アウェイでしっかり勝って、帰ってきたいと思います」

DF22 オ ジェソク「どのメンバーで行くのかは分かりませんが、チームが勝つために、チャンスが来た時にいいパフォーマンスを出せるよう、みんなしっかりと練習をしています。
長崎は裏を狙う動きが多いですし、前からのプレッシャーもあって、手倉森さんが仙台でやっていた時と同じようなカラーでやっていると感じました。グループステージを突破したのは、チーム全体がモチベーションを持ってこのカップ戦を戦っているからだと思うので、相手以上の準備が必要だと思います。長崎もメンバーを変えてくるかもしれないので、こっちのモチベーションと向こうのモチベーションの勝負になると思います」


ハーフタイムコメント
・自分たちのミスに気を付けよう。
・シュートを意識して、ボールを回しながら攻撃しよう。
・良い流れだが、集中力を保って後半も入ろう。

2019YBCルヴァンカッププレーオフステージ第1戦 ○4-1@トラスタ
グループステージを首位で突破した2019シーズンのYBCルヴァンカップはいよいよプレーオフステージ。
6年連続のベスト8入りをかけての第1戦はアウェイで長崎との対戦となった。
対戦相手の長崎はJ2からの参戦とはいえ、グループステージ最終節では横浜FMを相手に3-1で勝利。
混戦のAグループを抜け出しクラブ史上初のプレーオフ進出を決めているだけに、決して侮れない相手だ。
その長崎相手にアウェイゴールを奪いに行くことはもちろんだが、昨年トラスタで味わった敗戦のリベンジと、なによりも勝利を目指して戦った一戦となった。

その試合のスタメンには、4/20(土)の大分戦以来、約2か月ぶりの復帰となる渡邉が先発から出場。
リーグ戦同様3-1-4-2のシステムで臨んだ試合の立ち上がりは、パスミスが目立つガンバに対して長崎がボールを持つ展開。
早々に落ち着いて試合を進め自分たちのペースを作っていきたいガンバは、アンカーの遠藤が最終ラインまで下がりビルドアップに参加する。

25分頃にはアデミウソンが中盤までおりボールを受ける場面が目立ち、遠藤と今野が、そして右サイドではジェソクと米倉がポジションを入れ替えながらボールを前に進め、長崎を押し込むと迎えた31分。
右サイド深くまで侵入したジェソクからのクロスボールのこぼれ球に田中が反応し、ダイレクトボレーで先制点を奪い、1-0で試合を折り返す。

自陣でのミスへの注意、ビルドアップの精度などの指示が宮本監督からあった中で始まった後半は、ガンバペースで試合が進みゴールラッシュが。
54分には倉田が、59分にはアデミウソンがそれぞれ右サイドを起点とした攻撃からゴールを奪い長崎を一気に突き放す。

守備では長崎のカウンターを受ける場面があるも、ミスでピンチを招いた前半とは打って変わり、DF陣が落ち着いた対応を見せる。
70分には長崎に直接FKを与え、長崎・中村が無回転FKでゴールを襲うが、この日GKとして先発した林が落ち着いた対応を見せゴールマウスを守る。

長崎ペースで進んでいた試合終盤の82分には、左サイド・藤本のクロスを米倉が中央へ折り返し、最後は途中交代で入った中村がゴールに押し込みこの日4点目を奪う。

アディショナルタイムに長崎に1点を献上したものの、最少失点で凌ぎ試合終了。
アウェイゴールを4発挙げて第2戦をホームで迎えることになった。

[ 宮本 恒靖監督 ]
アウェイでのカップ戦、初戦をしっかりとアウェイでゴールを決めるということをテーマにこの試合に入りました。立ち上がりは少し、後ろに重たくて、ビルドアップの部分であまりうまくいかずに多くチャンスを作れずに停滞しました。後半に入って、選手がしっかりとそれを修正してくれて、良いリズムで試合ができたと思いますし、得点もたくさん奪えたところは良かったと思います。ただ、1失点してしまっているのでそこには不満が残りますし、最後までしっかり締めることができるような試合運びをできるようなチームに、よりなっていきたいなと感じるような試合になりました。

−−中村 敬斗選手について。決定機を逃して悔しさを露わにするような場面もあり、その後、得点も奪いました。U-20W杯を経験して、彼の変化は何か感じますか?
世界大会を経験した選手というのは何か変わって帰ってくる。それをパフォーマンスで出せるかどうかが大事であって、彼の場合も守備の部分の変化も見られますし、得点に関してもあとは自分のプレーを結果につなげるという意欲、意志の強さに関しても変化が見られるというふうに思います。

今日も点にはなりましたけど、他にあと2点くらい取れるチャンスもあったのでどん欲にそういうところにこだわってもらいたいですし、彼のような若い選手がチームの中で活躍することでチームに推進力を与えてくれると思っています。


[中村 敬斗]
−−途中からの出場になりましたが?
出る直前に得点が入って3−0になったのでどん欲にゴールを狙いにいっても良い点差でした。今日に関してはどん欲に点を取りにいきました。

−−決定機を逃したあと、激しくピッチを叩く姿がありましたが?
最近、ああいう(ドリブルで)抜いて、抜いて、最後、外すみたいなシーンがU-20の代表のときもあったし、この間の磐田戦もありました。何か多いなっていうのがあって、それが感情的になって、あんなふうになったんですけど、結果として点は取れたので良かったです。

−−宮本 恒靖監督も「世界大会を経験すると意識が変わる」と話していた。U-20W杯を経験して自分の中での意識の変化は?
変化を感じるというよりは変化させないといけないなと感じています。感じるというよりは自分で「させる」。感じて、「させる」まで実行して、いま、このチームにその状況を持ち込んでいるのでちょっと、使ってもらえてはいると思います。今日に限らず、クロスに合わせるとかワンタッチゴールが正直なかったので、今日はFWらしいゴールだったと思います。

グループステージの磐田戦も清水戦も良いゴールだったんですけど、どちらもドリブルで抜いてからのシュートだった。今日のようなゴールも点を重ねていく上には必要だし、ああいう場所にいることは大事だってG大阪の先輩たちにも言われました。キレイなゴールばかりではないので。

−−リーグ戦でなかなかチームが得点を取れていない中で今日の流れをリーグ戦にもつなげたいと思うが?
今日は終わりなので実質、試合はあさってみたいなものですけどしっかり回復すること。今日は30分くらい出ましたけど、もっとゴールが取れたと思うし、相手も疲弊していたのでガンガンにもっと行けば良かった。今日に関しては不完全燃焼ですけどとりあえず、1点取ることができたので良かったと思います。

[田中 達也]
−−リーグ戦で苦しんでいる中で今日の大勝はつなげられるのでは?
僕個人としては出た試合で自分ができることをリーグでもルヴァンでも関係なく、しっかりやっていくことで評価してもらえると思うのでできることをしっかりやることを意識してやっていきたい。

−−周りが1対1の場面をうまく作ってくれたおかげで仕掛ける場面が目立っていたが?
前半は特にサイドで待っていれば良いボールが来るような状況だったのでやりやすかった。

−−前半は3バックで4バックに対するときの横の幅という利点をうまく生かせていたと思うが?
ああいう3バック対4バックになるとSBとCBの間でインサイドハーフの(倉田)秋くんが受けてくれると僕のところにSBはなかなかマークに来るのは難しい。相手が4枚のときは良い状況でボールを受けられることが多かった。ただ、相手が3枚になったときも2点目、3点目を取れたことが良かった。

−−得点の場面のように右サイドからのクロスにもしっかり逆サイドから入っていけていたが?
それはチームとして言われていることなので直接、自分のところに来たわけじゃないですけど、ああやって入ることによってこぼれ球が来て、打つことができる。サイドに張ったままでは打つことはできなかったので、そこは良かったかなと思います。

総評
宮本監督
「アウェイでの勝点ということで、初戦しっかりとアウェイでゴールを決めるということをテーマにこの試合に入りました。立ち上がりは少し後ろに重たく、ビルドアップの部分であまり上手くいかなくチャンスが多く作れずに少し停滞しましたが、後半に入って選手がしっかりとそれを修正してくれて、良いリズムで試合ができたと思いますし、得点をたくさん奪えた所は良かったと思います。
ただ、1失点してしまっているので、そこには不満は残りますし、最後までしっかりと締める試合運びができるチームになっていきたいという試合になりました。
」

Q.「U-20W杯から帰ってきた中村選手が今日も結果を残し起用に応えましたが、監督から見て変化を感じている部分はありますか?」

宮本監督
「世界大会を経験した選手というのは、何か変わって帰ってくる。それをやはりパフォーマンスで出せるどうかが大事であって、前も少し守備の部分で変化が見られますし、得点に関しての、自分のプレーを結果に繋げるという意欲、意志の強さに関しても変化が見られるという風に思います。今日も点にはなりましたが、他にもあと2点くらい点を取れるチャンスがあったので、貪欲にそういった所をこだわって欲しいですし、彼のような若い選手がどんどんチームの中で活躍することでチームに刺激を与えてくれていると思います。」

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