2019.4.28(日) 13:00〜 明治安田生命J1リーグ
第9節 仙台@ユアスタ
[プレビュー]東口・米倉が語るJ1第9節 vs
仙台 ― ルヴァンカップの勢いをリーグ戦へ。相性のいい仙台に勝ちに行く
ルヴァンカップの磐田戦で若い力が台頭。4対1で勝ち切ったガンバだが「これをリーグ戦につなげないといけない」と米倉は言った。リーグ戦で現在4試合勝利から遠ざかっているガンバにとって、仙台戦は巻き返しのきっかけにすべき重要な戦いだ。
リーグ戦では直近の4試合で2得点。3バックを採用する相手に手こずっているガンバだが、仙台も基本布陣は3バック。ルヴァンカップの前節は4バックを試した仙台だが、かつてガンバでもプレーした金を擁する最終ラインを崩したい。
「相手の脅威になるボール回しがないと、引いた相手は崩せない」(今野)。ルヴァンカップの磐田戦で公式戦5試合ぶりにゴールを決めたウィジョや、アデミウソンらガンバの前線が持つ個の力を再び見せつけたい戦いになる。「大分戦の後半の攻めを90分継続して勝つだけ」(倉田)。
現在17位で降格圏内の仙台だが勝てば降格圏内から抜け出す可能性もあるだけに、ホームで必死の戦いを見せてくるはず。「今は自分たちがどう気持ちを見せるか」と話すのは米倉だ。
仙台に対しては直近のリーグでは対戦10試合で5勝4分け1敗と相性はいいが、ハモン
ロペスや長沢らクロスに持ち味を持つ選手は要注意。アウェイで目指すのは当然、勝ち点3のみだ。
GK1 東口順昭「僕らにとっては勝つしかないし、今季序盤で一番大事な試合だと言っても過言でないと思っています。ルヴァンカップの磐田戦のように、戦う気持ちはどんな試合でも大事になってきますし、それが出せないと勝てません。リーグ戦ではここ2試合、崩されていないのにもったいない失点をしていますが、そういう失点をなくせば僕らも巻き返していけるはずです。今季は相手の一発にやられているので守備陣としてはそこを意識したいですね。特に仙台はクロスからの形を持っているので、GKとしてもしっかりとケアするつもりです。」
DF14 米倉恒貴「リーグ戦で勝ちから遠ざかっている僕たちにとって、仙台戦も勝ちが必須になる一戦です。ルヴァンカップでは皆が気持ちを一つにして戦いましたが、ああいうプレーを仙台戦でも見せるだけです。僕自身も試合に出続けるためには、結果を出さないといけませんが、何よりチームを勝たせるプレーがしたい。ガンバには前線に点を獲ってくれる選手が揃っています。だからこそ、僕ら守備陣が安定したパフォーマンスを見せることで前線も安心して攻撃に専念できるはず。ルヴァンカップで見せたような1対1で負けない気持ちをリーグ戦でも出したいですね。」
アライバルインタビュー

宮本監督は『運動量を保って走ることと、球際の強さを強調してきた。(矢島選手については)パスと守備の部分で良さを発揮して欲しい。』と語っていました。
ハーフタイムコメント
・DFラインを下げすぎないようにしよう。
・落ち着いてボールを回してスペースを狙おう。
・身体を張ってボールを押し返そう。
2019明治安田生命J1 第9節 ●1-2仙台@ユアスタ
水曜日のルヴァンカップから中3日で迎えたJ1第9節は、アウェイで仙台と対戦。
平成最後となったこの試合は、試合開始前時点でリーグ戦でガンバは15位、仙台は17位と苦戦を強いられている中での対戦となっただけに、下位脱出のため両チームともに落とせないゲーム。その先発にはルヴァンカップでの活躍があった矢島が先発に抜擢された。
試合は矢島から相手DFラインの背後を狙ったボールが供給されゴールを狙う。
一方守備では仙台のスピードある両サイドプレーヤーが起点となった攻撃を展開される。そんな中、立ち上がりでの課題であった失点は避けることが出来たものの、主導権は仙台に。
25分にはゴールキックを高い位置でカットされショートカウンターを受けると、ゴール前でシュートを打たれるがボールはわずかに枠外に行き難を逃れる。
ガンバの攻撃は右サイドの小野瀬とアデミウソン、ウィジョが細かいパスを繋ぎながらゴールに迫るコンビネーションを見せるものの、なかなかシュートで攻撃を終われない。
しかし迎えた32分。矢島の左サイドからのCKのボールにヨングォンが頭で合わせ先制点を決める。流れが仙台にある中でセットプレーから貴重な先制点となった。
34分にも左サイドをえぐったジェソクの折り返しにアデミウソンがフリーで合わせるが、これはDFに当たり追加点はならず。
ガンバの攻勢が強まるかに思えたが、先制後も仙台がポゼッション優位に試合を進めサイドを起点に攻撃を展開するが、ガンバは東口を中心に0で凌ぐ。
しかし迎えた前半45分+1。仙台・永戸の強烈なミドルシュートが三浦の頭に当たって軌道が変わり、そのままゴールに吸い込まれ同点に追いつかれてしまい試合を折り返す。
両チーム交代無くスタートした後半は、ハーフタイムに「落ち着いてボールを回そう。」と宮本監督から指示が飛んだものの、前半から状況が変わらずしばし仙台が押し込む展開に。
そんな中ガンバは59分にアデミウソンとウィジョでボックス内を崩し、最後はウィジョがシュートを打つがボールは枠を捉えず決定機を逸してしまう。
69分にはCKを獲得し、このこぼれ球を繋いで矢島がゴール前を狙った浮き球に反応した倉田が、角度ないところからシュートを放つもこれもボールは枠外に。
その後ガンバは79分にアデミウソンに代えて遠藤を。84分には小野瀬に代えて田中を。88分には倉田に代えて食野を投入。ルヴァンカップでも活躍したフレッシュなメンバーを入れ勝ち越しを狙いにいったが、同点で試合終了かと思われたアディショナルタイム。途中交代で入った仙台・長沢に痛恨の勝ち越しゴールを許しまさかの敗戦。
試合を通して終始仙台に押し込まれ、終了間際の失点が続く厳しい内容で勝ち点を取りこぼすこととなった。
[ 宮本 恒靖監督 ]
−−先発メンバーを入れ替えて臨んだプランについて。
ゲームプランとしては、しっかりとアウェイの試合なので守備を固めた中で、2トップのコンビネーションと速さを生かすことがありました。
ヤット(遠藤 保仁)に関しては、もともとボランチですが、ここ最近はトップ下でやってきて、そこに対するフィット感が本人にもあって、コミュニケーションをとった中で、勝負どころの後半や、何かリズムを変えたいときに入れるということを本人と話しました。
それが今日の2トップでスタートする、そういう判断に至ったので、そう選択しました。
−−連戦を見越してのものか。
連戦になるとは考えていませんでしたが、ルヴァンカップの試合のやり方や、試合のリズムが少し上がる中でヤットをどのように生かすのかということを考えた中でのものです。
−−仙台の4バックへの対策について。
仙台に関しては、ルヴァンカップで4バックに変えて、そのままで来ると思いました。ただし、自分たちがボールを簡単に蹴ってしまう展開が続いた前半だったので、それが少し2トップを意識し過ぎた攻撃につながったのかなと思います。
[キム ヨングォン]
まず守備では早い時間に失点しないこと、攻撃では早い時間に点を決めることを目標に、この試合に入りました。
−−得点場面について。
CKの場面でしたが、素晴らしいボールが飛んできて、自分自身もフリーだったので、ヘディングで合わせることができました。良い時間帯の得点だったと思います。
−−2失点について。
1点目に関しては、DFに当たっての失点は仕方がないと思います。自分自身もそういう経験があります。2失点目は、もうちょっとクロスへの寄せや、上げさせないことがもっとできたんじゃないかと思います。
総評
Q.「メンバーを入れ替えましたが用意していたゲームプランと、遠藤選手をリーグ戦で初めて外しましたがその辺りの理由を教えてください。」
宮本監督「ゲームプランとしては、アウェイの試合なのでしっかりと守備を固めた中で、2トップのコンビネーションであったり速さを活かすことが1つのゲームプランでありました。遠藤に関しては、元々ボランチというか、真ん中の選手ですがここ最近はずっとトップ下をやってきて、そこに対するフィット感が本人にあるとコミュニケーションをとった中で、勝負所の後半であったり何かリズムを変えたい時に起用すると本人に伝えていました。今日の2トップで最初はスタートする判断に至ったのでそちらを選択しました。」
Q.「連戦になることも加味されましたか?」
宮本監督「連戦になるからとは考えていませんでしたが、ルヴァンの試合のやり方であったり、試合のリズムが少し合わない中で遠藤をどう活かすのか考えた中での選択でした。」
Q.「仙台の4バックに対する対策と、その手応えや想定外だったことを教えてください。」
宮本監督「仙台に関してはルヴァンから4バックに変えてそのままで来るであろうと思っていましたし、ただ自分たちが少しボールを簡単に蹴ってしまう展開が続いた前半だったので、それが少し2トップを意識し過ぎた攻撃になったので、そこに繋がったのかと思います。相手の攻撃に関しては十分ハモン
ロペスの速さや、長沢の高さであったりという所は気をつけ無ければならない点には挙がっていました。」
Q.「2トップが少し孤立してしまうように見えましたが、ブロックを維持して前を残すというのが少し狙いとは離れ過ぎたということですか?」
宮本監督「そうですね、少し高いところにいた時間が前半長かったと思います。ハーフタイムにそれは伝えた中でもう少しコンパクトにして守るという所は確認はしました。」